今回は、北半分を歩いてみた。

桜上水交番をスタート。少し行くと、北沢川緑道を通過すると急坂。下末吉面と武蔵野面の段差を埋める坂と思われる(かつて多摩川が削ったあと)。緩やかにみえるが、自転車は立ち漕ぎでないと登れない。

桜上水駅の踏切。夕方は開かずの踏切。少し離れたところに跨線橋があるが、どうするべきかいつも考える。5年間悩んだ結果、跨線橋にまわるのが正解と知る。京王線はこのあたりは高架される計画で土地買収が進められているが、さていつ供用されるのか。

甲州街道を渡ってまもなく、玉川上水と交差。このあたりは暗渠。

神田川に向かって下り坂。

神田川。井の頭公園の池を源流として、途中、高田馬場あたりを通過し、最後は両国橋で墨田川に合流する約25kmの一級河川。都市河川なのに全部が開渠。

京王井の頭線(永福町駅付近)を交差

大宮八幡宮。ちなみにこのあたりは縄文土器が出る。その上に神社が祀られており、大昔から神聖な場所だったのだろうな、と感じる。

ちょっとした人手。駐車している車をみると割と遠方から来ている。

善福寺川を通過。善福寺川は全長10kmあまり。吉祥寺の北の善福寺池を源流として、中野富士見町駅あたりで神田川の注ぎ込む。

堀之内の住所をみるとになると「妙法寺が近い。日蓮宗本山。このあたり、日蓮宗の寺院一大集積地になっている。これは山門。

祖師堂

水道道路に戻る。妙法寺は境内の北側に巨大な墓地を保有。水道道路は、いままでの強引ともいえる直線をあきらめえて、この墓地の敷地に沿って直線が崩れる。そうこうしているうちに、青梅街道に出る。下の写真では、華屋の看板を左に入る。標識がない。

さて、「荒玉水道道路」はここで終了するが、「荒玉水道」はここから直線的に野方配水塔まで

つながっているらしい。しかし、そんな道はないので、環7→早稲田通り→中野通で野方配水塔に向かう。青梅街道と環七の交差点近くに石仏が集められていた。左奥は青面金剛で、右手前は観音菩薩か。きっと環7工事の時に移転したのか。でも丁寧に供養されている

雑踏の中野駅周辺を抜けると静かになる。

西武新宿線をわたると、妙正寺川と交差する。周辺は哲学堂公園。新青梅街道をわたり細い道を登ると、右側に「みずのとう公園」。かなりでかいので、少し離れて写真をとった。

 

荒玉水道をたどっていくと、世田谷、杉並、中野の凸凹が実感としてわかった。