阿豆佐味天神社は、瑞穂町にある式内社で多摩八座。狭山丘陵の南麓に位置する。
伝説によれば、創建は、892年で桓武平氏の高望王による。主祭神は、少彦名命、素戔嗚尊、大己貴命。
JR八高線の箱根ヶ崎駅から徒歩15~20分くらいで、青梅街道に参道が面する。青梅街道は路側帯しかなく、歩きづらいしやや危険。神社の駐車場らくしきところはあるが看板もなくちょっと不安。駅前にコインパーキングなどはない。JR八高線は30分間隔。どうも八王子でなくて拝島乗り換えの方が接続がよいようだった。
青梅街道からの参道は長い。後方は狭山丘陵の一部であろう
拝殿
かなり年季が入っている
神社の手入れは地域の経済力と比例しちゃうだろうな。
交通の便も悪いし参拝者も限られてしまうのだろう。
青梅街道の途中には石碑や地蔵堂が多い。古道あるある。
馬頭観音
箱根ヶ崎の駅に向かうと途中の残堀川と青梅街道の交差箇所があった。
残堀川は、玉川上水を歩いたときに、立体交差していた川。看板に「源流まで960m」とある。
残堀川
15分程度で源流部に到達。
残堀川は狭山池から流出していた。
看板によると、狭山池は、①古多摩川の流れによりできた窪地で芝地であった、②江戸時代に残堀川に狭山池の水を流し玉川上水の助水とした、③1807年に大規模な池さらいをして現在の池の規模となったとのこと。