先日、次男がザリガニの観察体験に行ってきました
幼児向けの講座で、保護者同伴のため主人が連れていってくれました♪
わざわざザリガニの観察体験?って思いますよね…
ザリガニ、その辺の水辺にいますし。
昔は元気な男子たちが用水路や田んぼに突入してバンバン捕っていましたよね
私の弟もかつては、用水路で捕獲しては持ちかえって飼育し、いつの間にか母が野生に返していました。
春頃、次男がザリガニ釣りをしたい!と言い出して以来、ザリガニ釣りスポットを探していたのですが…、
以前ザリガニ釣りスポットだった用水路にはいつの間にかガッツリ柵が設けられており、
ザリガニ釣りに興じる小学生も発見ならずで、近所にザリガニ釣りできそうな場所が見つからず…
あちこち探して、少し家から離れたところに良さそうな場所を見つけたのですが…、
なんと今年6月、アメリカザリガニが特定外来生物に指定される
捕獲・飼育は可能ですが、放流禁止になりました
一度持ち帰ったザリガニは、最後まで責任を持って飼わねばなりません
※ザリガニ釣り等でその場で捕獲・観察するだけなら逃がして問題ありません。
※捕獲後、その個体の生息場所から移動した時点で、放すことができなくなります。
※つまり、子どもが捕獲して持ち帰ってきてしまったら…長いおつきあいに…
次男、絶っ対!捕まえたら飼うって言う…
え、ザリガニってどれくらい生きるの?
え、5年…
無理ーーー
そんなわけで、ザリガニとのふれあいは、地域のいくつかの施設で行われるザリガニ観察体験やザリガニ釣り体験で…
そちらも、昨年までは体験後にザリガニ持ち帰りが可能だったようですが、今年からは持ちかえり不可に。
(持ち帰ったら最後まで飼わなきゃだもんね…)
嗚呼、時代が変わってしまった感…
(生態系を守るためには仕方ないんですけどね…)
で!話は戻って、ザリガニの観察体験
めちゃくちゃ良かったです
次男が大喜びで参加して、たくさん知識を吸収して帰ってきました
以下、帰宅後の次男によるウンチク↓↓
アメリカザリガニは、もともと日本にはいなくて、食用ウシガエルのエサとして日本に来たんだよ!(で、結局日本ではカエル食が流行らなくて両方とも日本中に放たれたらしい。)
ザリガニはおいしいんだよ!(ロブスターの仲間で、1~2週間泥抜きするとロブスターみたいな味なんだとか。)
ザリガニは苦しくなると息をするために横向きになるんだよ!(おなか側に呼吸器官があるらしい。横向きになって水面の酸素を取り込むんだそう。)
ザリガニは大きいハサミでケンカするんだよ!
ザリガニの足は、前に小さいハサミが2つ(左右あわせて4つ)と後ろにツメが2つ(左右あわせて4つ)なんだよ!小さいハサミでごはんを食べるんだよ!
…と言って、絵を描いてくれました。
ふーん?と思って図鑑を見てみたら…
ホントだった
小さいハサミが2対ある
(知りませんでした!!)
大きいハサミは大きすぎて食事に使うには向かず、ケンカ用なんだそう。
(知りませんでした!!)
これだけ楽しんで知識も吸収してきてくれるなんて
体験講座ってすごいですねーーー
幼児向けの講座って少ないのですが(だいたい小学生以上が対象)、また参加させたいと思いました
実はすでに来月分の幼児向け講座を予約済み
次はどんなことを学んできてくれるのか、楽しみです
万が一、次男がザリガニを捕獲して持ちかえってきてしまったときのために、飼育に役立ちそうなサイトのリンクをペタリ。
余談ですが、私の実家では両親がグッピーを飼育しています。
これがまぁ、増える増える…
困った両親が「川に放とうか」なんて言っていたので、全力で止めましたよ…
グッピーは特定外来生物ではありませんが、要注意外来生物に指定されています。
放流されたグッピーが生態系に悪影響を与えてしまう(既に与えている)ため、放流NGです。
(そもそも外来生物を放流してはいけない…)
両親の外来生物や生態系に関する無理解にちょっとビックリな出来事でした
止めれて良かった…