今さらですが、Newton 3月号がおもしろかったので、記録しておきます
(もう4月号が出ているというのに今更すみません⤵️)
なんとなんと、Newtonは創刊から500号
1981年創刊だそうで
創刊号からこれまでの全500号の内容や、読者投票で人気だった号について、
また、1970年代から現在までの科学の歴史がまとめられていて、
すっっっごくおもしろい
最高でした~
中でも一番感動したのは、
1970年代から現在までの科学の歴史
この40年50年の内に、科学はこんなにも発展したのか
という驚き!!
自分が10代20代の頃には、半世紀前なんて大昔のように感じていたけれど、
30代になって改めて歴史を見てみると…
半世紀前って、けっこう最近のように感じます
例えば、宇宙関連なんかは…
月面着陸はたったの50年前!
日本人が初めて宇宙に行ったのは約30年前!
ISSでの長期滞在が始まったのは約20年前!
ボイジャーの打ち上げが46年前で、約11年前にやっとこ太陽圏を脱出など…
太陽系探査がここ50年という短い間に急速に進んでいることや、プロジェクトの規模の大きさ、プロジェクト期間の長さに驚いてしまいます
語彙力なくて悲しいですが、本当にすごい
生命科学に関しては、
遺伝子組み換え技術が開発されたのはたったの50年前!(え、そんな最近だったのか!)
PCR法が発明されたのは40年前!
クローン羊ドリーの誕生は約30年前!
ヒトゲノム完全解読が20年前!
iPS細胞の樹立が16年前!
ゲノム編集技術が11年前!
凄まじい早さで進歩していますね
私の一番の興味の対象は生物系の分野なのですが…
ここには記載されていない発見や技術開発もたくさんあって、本当に進歩の著しい分野です。
でも、まだまだわからないことがたくさんある分野でもあります。
ヒトゲノムプロジェクトでゲノム解読しても、遺伝子のオンオフなどがあるため、まだまだわからないことだらけ。
iPS細胞で心筋シートは作れるのに心臓は作れないし(だからこそ遺伝子改変ブタからの心臓移植という方法が臨床試験されている)、
赤ちゃんは子宮でしか育たないし(本当に、生命の誕生って神秘!)、
癌は撲滅できないし、
死も避けられない。
まだまだ課題がたくさんで、当面、発展が続きそうですね!!
あまり進んでいないのは、環境問題かしら?
「地球温暖化」という言葉が学術論文ではじめて使われたのが約50年前なのに、解決しないどころかどんどん影響が出てきていますよね…
一体どうなってしまうやら…
IT、コンピューターの分野は、特に最近進歩が著しいですよね。
パソコン、インターネット、スマホ…便利ですよね~
ここからは私の経験による勝手な考えなのですが…
AIやプログラミング、以前の職場でちょくちょく登場してました。
データ解析に利用しようという流れです。
(解析用のプログラミング言語があるんですよ。)
私は知識なくて、そのあたりは見ていただけでしたが💧
これからAIの技術が進歩して、AIの得意な計算や、手順の決まっている正確性が求められる仕事は、どんどんAIに任せられるようになっていくのかしら。
便利になりますね~
そうそう、プログラミングって今、教育業界で流行っているのでしょうか?
チャレンジ等の通信教育プログラミング講座の勧誘すごく来ますよね
でも、それこそAIの得意分野だから、息子達が大人になる頃にはAIの仕事になるんじゃないかという気もします…
(まさに今、必要な知識・技術ですね。)
とはいえ、プログラミングやAIが重要な技術なのは間違いないので、勉強しなくては…(子どもではなく、私が。このままでは置いていかれちゃう)
では、息子達の時代には何が求められるのか?
私は、AIにはない、
○人間性(コミュニケーション能力)
○想像力・創造力(前例のない新たなアイディアを生み出し、実現する力)
○豊かな表現力
なのかな…と、なんとなく予想しています。
実際どうなるかは、その時になってみないとわからないですね
果たして、20年後にどんな世界が待っているのか。
これまでの歴史を振り返ってみると、きっと未来は想像もつかないような世の中になっているのでしょうね。
ワクワクしてしまいますね
Newton3月号の目次はこちらで見られます↓↓
ブタからの心臓移植↓↓
余談。
Newton 3月号に「ガロアの数学」特集も掲載されているのですが、ガロアの人生が波乱万丈すぎて、そっちが気になって数学の話が頭に入ってきません
レ・ミゼラブルの時代に生き、15歳で数学に目覚め、政治活動に参加して逮捕され、色恋がらみの決闘で20歳で命を落とす…
そんな中で数学で偉業を残すという濃すぎる人生…
すごい!以外の感想が見つかりません…