医療従事者から見たコロナ禍の病院♪ | 元片づけられない主婦の綴るアラカンの日々♪日常の小さな発見やモノとココロの整理を考えています。

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こんまり流片づけコンサルタント、メンタルケア協会精神対話士、
終活ライフケアプランナーとして名古屋・知多半島等で活動中。

 

 

平日は

医療機関で働いています。

 

 

といっても

医師、看護師、技師

といった専門職ではなくて

 

 

公的医療機関なので

公務員の嘱託職員

といった位置づけです。

 

 

 

病院の運営とか

職員の管理とか

経営企画とか

 

 

病院の中にも

そういった部署があるのです。

 

 

 

そんな職場で働き始めて

10年が過ぎました。

 

 

昨年に始まった

このコロナ禍で

 

 

未だかつてない

業務量の増加に

驚き、ため息の出る毎日なんです。

 

 

 

 

多くの医療機関は

今まで経験したことのない

多大な

煩雑な

初めての業務を

こなすことになりました。

 

 

 

マスコミは

医師や看護師の

大変さを伝えています。

 

ええ、もちろん

診療にあたる医療従事者は

本当に、ほんとうに大変です。

 

 

 

知っていただきたいのは

それ以外にも

病院では

黒子となって

多くの事務系職員が

毎日働いているということです。

 

 

 

昨年は

コロナ患者の受け入れ、

発生時に

院内の対応をどうするかを

画策していました。

 

 

 

どのレベルの人を検査対象にするのか

とか

発生時にはどの部屋を使うのか

そうやってそこまで動かすのか

PCR検査はどこでやるのか

人員の確保はどうするのか

新しい部屋の申請、仮部屋の建設

会議の連続・・・

 

 

加えて

院内の入り口複数に

発熱チェックのための

人員配置

朝から晩まで交代制の立ち当番

入り口自動ドアから吹き込む寒風に凍えました。

 

 

 

 

さらに

医療機関ならではの

濃厚接触者の自宅待機規定が厳しいこと。

 

 

保健所の濃厚接触者への規定より

さらに厳しい

病院独自の規定により

 

無症状でも

長期間の自宅待機を余儀なくされ

長期の出勤停止者が発生する部署は

業務をこなしきれなくなります。

 

 

 

 

 

 

今年度に入って

医療従事者への接種が始まり

 

 

1000人を超える職員全員に

接種の希望を聞き、

接種日、時間を割り振り、

予診票など印刷しセットし、個人に配布

 

 

実施会場では

これまた

受付、予診医師、接種する看護師、

接種後の事務作業、

人の誘導係、

アナフィラキシーショック対応の待機看護師

人員の配置を設定するだけでも一仕事

 

 

 

もう、

日常業務そっちのけで

振り回されています。

 


 

 

 

近々近隣住民の接種が始まったら

どうなるのだろう・・・

と心配になります。

 

 

 

 

ねぎらってほしいとか

褒めてほしいのではありません。

 

 

どうか

皆さん

心穏やかに

お願いいたします。

 

 

対応が遅いとか

対応が悪いとか

 

 

申し訳ありませんが

私たちも

初めての事なので

手探りでやっています。

 

 

手際が悪いこともあります。

対応が遅れることもあります。

 

 

それでも

 

 

 

私たちは

一生懸命やっています。

私たちは

疲れています。