6月中旬、姑がグループホームのような施設から老健に移動しました。

2人の義姉達の

「このまま今の施設に居たら、薬ばかり飲まされて、リハビリもやってもらえずに、死ぬのを待つだけになっちまう!」

という意見により移動したのでした。

移動して2日後、1人で姑に会いに行った旦那が、ニコニコ嬉しそうな顔で帰ってきました。そして

「母ちゃん、若い男性職員さんに世話してもらって、ご機嫌だったよ。それに女性職員さんもすぐに俺のところに来てくれて『お母様、水分にトロミをつければ上手に摂取できますよ!噛む力もまだまだしっかりしてますから、歯科医が訪問で来た時に、入れ歯をしっくりくるように調整してもらって、普通のご飯を食べるようにしましょうね。トイレもできるだけ連れて行きますね。そして、今まで飲んでいた抗うつ剤を中止して、やる気を出させて、リハビリも頑張ってもらいましょう!』って言ってくれたんだよ。今度の所は期待が持てるな~!」

と言いました。

『あ~ぁ、お義姉さん達に、やっぱり薬が悪かったんじゃないか!って思われるなぁ…』

と思い、ちょっとイヤな気持ちになりましたが、まぁ、そんなに活気溢れる良い施設でお姑さんの状態が良くなるなら良しとするか~と思っていたのでした。

そして昨日、私もご機嫌なお姑さんを見てみたいと思い、旦那と息子と共に老健に行ったのです。

午後2時ごろ、お姑さんの老健に着いて2階に上がると、食堂にはお姑さんは居ませんでした。他の利用者さんは、おしゃべりをしたり、テレビを観たりしてるのに…。

お姑さんの部屋に行くと、4人部屋の窓際で、お姑さん1人がポツンと横になってました。
主人が、

「母ちゃん、今日はヒロも連れて来たぞ!」

と言って息子を姑に近づけると、息子がニコニコして ばーちゃんに触ろうとしたのに、姑は息子の手の甲をビシャンと叩きました。

旦那が
「なんだよ母ちゃん、せっかく来たのに~」

と顔を近づけると、今度は旦那の頭をグーで殴って、蚊の鳴くような声で

「あんた嫌い!帰れ!たーち君に会いたいよぉ~」
と言いました。

『あなたの愛する たーち君は、今、グーで殴ったそのオッサンですが…』
と思ってちょっと可笑しかったです。
そんな事はまぁどーでも良いとして…。

ほどなくして姑が
「トイレ~」
と言うので、コールボタンを押して、職員さんを呼んだのです。

そしたら、すぐに職員さんが来たので、

「母がトイレに行きたがっているのでお願いします」
と言うと、

「え?飯田さんは完全にオムツなので、トイレは行きませんよ。まもなくオムツ交換がまわってきますから、お待ちください」

と職員さん。

私も主人もあっけにとられてしまい、質問もできないままオムツ交換の人を待ってました。でも30分ほど待っていても来ない…。

その間に、
「レクリェーションが始まりますから、食堂にお集まりくださーい」
と放送が流れたのに、誰も姑を呼びに来てくれない…。

姑のことを良く見ると、手の甲や腕は青アザだらけ。自分でベットのパイプに打ちつけちゃうんだろうな~とは思いましたが、パイプにクッションも付けてくれてません。

「なんか口ばっかりじゃん。この施設!」
と私が言うと、隣にいる旦那は大変落胆していました。

帰りがけに職員さんに、
「母は、レクリェーションには参加できないんですか?」
と聞いてみると、

「お昼ごはんを食べるのに時間がかかるので、お昼寝の時間が遅くなっちゃうので~」と。

そしたら、いつもレクリェーションには参加できませんよね。眠くないんだから、参加させてくれれば良いと思うのですが…。

また、
「腕にずいぶん青アザができてるようですが…」
と聞くと、

「夜中にベットでグイグイ動くので、どうしてもぶつかっちゃうんですよね~。でも、ベットからズリ落ちることはないですから~♪」と…。

疑問を抱えながら家に帰り、今回の契約をすべてやってくれた義姉に電話をして今日の様子を伝えると、

「前のグループホームは素人に毛の生えたような職員ばかりで心配だったけど、今回の所は大きい老健で、介護のプロがいっぱいいるんだから、安心して任せておけばいいんだよ!いろいろ考えて、脇からごちゃごちゃ言わなくていいからっ!」

と言われてしまいました。
大きければ安心なのかしら…疑問だわ…。

上の義姉、いつも
「私はお母ちゃんと脳ミソが同じだから、私が良いと思ったことは、お母ちゃんも良いと思ってるはず!」
と言っています。

そうかな~?お姑さん、前の施設よりも良い環境になったのかな…。やっぱり疑問はハッキリさせたいので、近々 施設にケアプランを見せてもらいに行こうと思います。