今日は朝からカンサイダスの点滴と一時退院に向けて赤血球の輸血がありました。
どなたか存じませんがその善意ありがとうございます。
今日はながーい点滴になったので色々と考えました。
これまで生きてきて死にかけたのは幼稚園の頃に腸捻転になって病院に緊急入院をした時くらいだったでしょうか。
幸いバリュームで圧をかけてねじれは解消され開腹手術まではせずに助かりました。
お腹が痛くてうとうとしていた記憶しかありません。
それ以降、多かれ少なかれ生きていく中で大きなプレッシャーがかかる場面はいくつもありました。
テストや受験など人生の道を選択するために難局に挑んできました。
その度に自分に言い聞かせていたのが「失敗したからと言って死にはしない」と言う言葉でした。
両親や友達、同僚や上司からも何回も言い聞かされた言葉です。
「死にはしないからどーんとぶつかっていけ」
そうです、この病気のプレッシャーは今までとは桁が違います。
失敗したら死ぬかもしれないのです。
結果は分かりませんが誰もが生きるために努力するのだと思います。
それが報われるかどうかは本人の努力もあるとは思いますが運によるところも大きいでしょう。
むしろ、産まれた時から人の生き死には決まっているのかもしれません。
運命には逆らえないのかもしれません。
だけど人は自分がいつ死ぬのか知らないから幸せなのでしょう。
神様や仏様が本当にいるのか?
あの世や転生は本当にあるのか?
それらが本当は存在しないで死んだら夢を見ない永久に続く眠り。
死んだことを認識すら出来ないで終わるだけかもしれません。
それは自分が到達した時に初めてわかる真理。
その辺りのシステムは実際に死んでみないと分からないですね。
記憶や人格は脳に宿るものなのか魂に宿るものなのか。
私達の記憶や人格、感情、行動は脳による多重演算処理の結果なのか、魂という目に見えない何かがあるのか。
幾ら研究してもたぶん分かりませんね。
伝える科学的な手段がないのですから。
私の道はこの先どうなっているか...
願わくば生き残るという望む人生であって欲しい。
私もこの苦難を乗り越えたら一皮剥けて成長できるかもしれませんね。
そういえばもーちゃんと妻の手作りチョコをもらいました。
中にたけのこの里が余裕で入る大きさです。
まさにアメリカンな大きさです。
これを食べて元気になります
明日から一時退院です。