「アンメット」良かった…。

まだ見ていない方もいるだろうし
私ごときには上手く言葉に出来ないので
詳細は書けませんけども、じんわり来たなぁ。

少し「あれ?いいんだ?」みたいな
個人的に???な所はあったけど
時間の制約がある中で、そこをしつこく掘り下げてもなとも思えたし
そうしなかったからこそスッキリと見れたのかなとも思います。

その代わり、じっくり時間を取るシーンは
本当にその人の日常を覗いているような
じんわりくるのだけど、見てはいけないものを見ているような
ドキドキ感もあったりして。
最終回は、食べるシーンと手を握るシーンが
多かったなぁとか思ったり。

本当に変な大げさなBGMもなく
説明的なナレーションみたいなのもなく
淡々と二人の何気ない時間を見せてもらって
あぁ、日常生活ってこんなだよなって改めて思う。
大きな事件とか出来事はない
こういう日常が続くことが人生のほとんどなんだけど
実はそれって意外と難しかったり
何かの拍子に突然失われたり
実はすごいことなんだよなぁって。

ラストシーンは見る人によって
捉え方が色々の様なのだけど
そういうのを知ると、本当にひとそれぞれだなって思う。
どれも間違いじゃないと思うし。


それにしても、三瓶先生演じる若葉竜也さんの
色々な表情を見るのが楽しかった。
最初はぶっきらぼうで淡々としていて
あまり表情を変えない印象だったのだけど
河内先生と出会った頃の、大切に想うようになってからの表情とか
病院で出会った周囲の人達との関りで
心を開く?感じになってからの表情とか。
これは!と思った表情を発見すると
録画を戻して何度も見たりしていました。

最終回では三瓶先生も河内先生も
もうなんていうか切ないシーンも多くて
胸がぎゅっと締め付けられる感じでした。
あのシーンも、このシーンも…。


若葉さんを完全に認識したのは
おそらく「おちょやん」だったと思います。
杉咲さんと共演した朝ドラですね。
この役どころでは色恋には発展してなかったかと思いますが
役者としては惹かれ合うものがあったのでしょうか?
当時はむしろ成田凌さんとの方が仲良くて
杉咲さんのラジオなんかにも出ていた記憶があります。
(前田旺志郎さんと一緒にですが)

その後「群青領域」で、この人いいなと思ったけれど
テレビドラマにはあんまり出ないな〜と思っていました。
が、Wikiを見たら結構出てた…。
でも主役級ではない感じでしたね。
私が観たのでは、野ブタをプロデュースと
ブラックスキャンダルなのですが、あまり記憶になくて。。。

しかし、本当に長いことやっていても
突然世間にものすごく認識されるタイミングってありますよね。
今までも、結構長いことやってきて
それなりに当たり役もあったかもしれないけど
何かのめぐりあわせとか、色んな事がバッチリハマって
「だれ?この人!!」みたいになる時が。
若葉さんも、今回で今まで以上に認識されてしまったので
良い面もあるかとは思いますが
ご本人はバラエティーなんかは苦手っぽいので
周りの方は無理強いしないで
無用なストレスで心が疲れないようには
してあげて頂きたいなと思います(誰目線?)


は〜、しかし、また消せない録画が増えちゃったなぁ(;’∀’)