おはようございます
2024.9.28(土)
豊岡から丹鉄で久美浜にやって来ました。
とりあえずは集合場所を確認しておこうと、海の方へ向かいます。
久美浜は明治の初め県庁が置かれていて、この久美浜駅舎は県庁の建物を再現しているそうです
久美浜県なんていう県があったの…?
調べてみたら、慶応4年に丹後国、丹波国、但馬国、播磨国、美作国内の幕府領、旗本領を管轄するために、明治政府が設置した県だそうです。
明治4年に豊岡県が設置された時に、久美浜県は廃止となりました。
なるほど、久美浜は幕末頃の北近畿の中心地だったわけですね!
久美浜でお昼ご飯を食べようとチェックしていたカフェがありましたが、この日はお休み
実はこのカフェのある建物は、旧久美浜町役場なんです。
素敵な建物ですよね〜
こちらは昭和7年の建築だそうです。
久美浜町のマンホール蓋を発見!
お寺さんがありました。
修復見学のお寺とは違いますが、久美浜町はお寺がたくさんあるみたいです
木に隠れていますが、こちらの長明寺さんは久美浜縣小学校の発祥の地。
明治3年に長命寺を仮校舎として久美浜縣小学校が開校したそうです
お寺の前の橋を渡ってみました。
川の左側はもう海なんです。
川と海に挟まれたお寺。
川を渡って少し海の方に歩くと、公会堂。
こちらの公会堂の建物は昭和4年に建築。
色々な音楽イベントなどが開催されており、NHKのど自慢の予選会も行われたそうです
すぐそこが海なんですよね〜。
あの石灯籠は震災記念塔だそうです。
すぐそこが海といっても、この海はほぼ湖のような久美浜湾で、日本海に出るにはもーっと先に行かないといけません。
こちらは久美浜町の神社仏閣めぐりマップです。
手書きのイラストがとても可愛くて、頂いてきました
お寺や神社がたくさんありますね!
こちらは久美浜1区周辺散策まっぷ。
とってもわかりやすい〜。
公会堂のお隣は町火消し
長明寺さんの前をまっすぐ西へ向かうと、大きなお屋敷が見えてきます。
ここに行く前に集合場所は確認済みです
こちらは
豪商稲葉本家
さん。
お屋敷の中を見学できるので上がらせて貰いました〜。
稲葉本家は織田信長の家臣、美濃の稲葉一族の末裔といわれ、麹製造で得た富を背景に、廻船業を営み、沿岸交易によって巨額の富を得て付近諸藩の金融を独占するほどの豪商でした。
こちらの母屋は明治期に建てられたもので、天井の梁や柱は一本柱で、大地震にもびくともしなかったそうです
中庭も良き。
煙突?の下には『おくどさん』があります。説明してくださったおじ様の、『おくどさん』という言い方が京都らしい感じ
『おくどさん』って、かまどの事だそうです
2階も見学出来ました。
ここは新婚夫婦の間
ハートの穴があってビックリしたんですけど、これは流石に最近のものらしいです。
映えスポットですね
裏はこうなってます(笑)
2階からの景色も素敵でしたね〜。
稲葉本家では、吟松亭という喫茶・お食事処もされていました。
旦那さまとここで合流。お昼ご飯にします
とても良い雰囲気でお部屋で食事ができます〜。
お客さんは私が入る前にはちらほらはいましたが、ほぼ貸し切り。
旦那さまは、丹後のばらすしセット。
稲葉本家名物のぼたもちがセットになっています。
丹後のばらすしは、丹後郷土料理で、甘辛く煮付けたサバのおぼろを散らしたお寿司だそうです。
私はぼたもちと玉露のセット。
ぼたもちは、久美浜縣誕生を記念して、稲葉本家の人が地域の人々に配ったとか。
ぼたもちと玉露、めちゃ美味しかったです
ばらすしも味見しましたが、甘辛いサバのおぼろが効いていて美味しいお寿司でしたね!
この後は今回のメインエベントの修復現場見学に向かいます。
続く。