おはようございます爆笑

 

 

 

昨日、新開地〜大開を歩いていたら、新しく米粉のバームクーヘンのお店が出来ていたので試しに買ってきました。

モチモチ食感で少し変わっていましたが、美味しかったですおねがいでも少しお値段がお高めだったかな…あせる

 

 

2024.3.16(土)

 

 

 

 

 

では早速、妻木晩田遺跡を見学しますおねがい

 

妻木晩田遺跡は、大山山系の北端部にあたる、標高80mから180mの丘陵上に広がる、弥生時代後期(2世紀頃)に栄えたムラの跡です。

 

17万㎡にも及ぶ発掘調査により、竪穴住居跡など970棟以上の建物跡や、39基の墳墓などが発見されており、大規模なムラの全貌を見ることが出来る数少ない遺跡です。

 

中国に残る歴史書(いわゆる『魏志倭人伝』)には、『倭人は帯方東南大海の中に在り。山島に依りて国邑をなす』という記述があります。

海に面する丘の上に広がる妻木晩田遺跡は、まさに山陰における国邑の姿を現代に伝える貴重な遺跡といえます。

 

 

 

 

 

山陰地方における代表的な弥生時代の遺跡なんですね照れ

海にも近く、山もあって食料に困らない住みやすい土地だったんでしょう。

海までは田んぼも広がっていますし、農耕生活にも便利だったんでしょうね。

 

 

 

 

遺跡からはたくさんの土器も発掘されたようです。

こちらはお墓に供えられた亀や壺。

 

 

 

 

昨年に行った三内丸山遺跡では、住居の屋根の材料が不明で、いろいろな材料で家屋が復元されていましたが、妻木晩田遺跡では火災で焼失した竪穴住居が20棟も見つかっており、炭の状態で残った柱や屋根から、どのような材料で家屋が出来ていたのかがわかる手がかりとなったそうです。

 

それによると、ススキなどを葺いた草葺きの屋根と、草葺きの屋根をさらに土で覆った土屋根があったそうです。





ちなみに、弥生の館ではいろいろな体験もできるようでした。1組だけ何やらの体験をしてましたね。





あとは、『青谷かみじち史跡公園』という新しい弥生の史跡公園が今月の24日にオープンするらしく、その紹介の展示がありましたびっくり

コレに合わせて行けば良かったかも!


https://www.aoya-kamijichi.info



 

では実際の遺跡を見にいきます〜。

 

 

 

妻木晩田遺跡はこのような遺跡の例に漏れずとても広大で、とても数時間では周りきれません。

なので、行けるところまで行ってみました。

 

まずは弥生のムラを構成する家や倉庫、首長墓があつまる洞の原地区へ。

 

 

 

草葺の立派な家屋ですね。

 

 

 

中も立派です。

やはり縄文時代の住居と比べると、家も凝った作りになりますねびっくり

 

 

 

 

洞の原墳墓群。

ここには山陰地方に特有の古墳、四隅突出型墳丘墓があるので、これを是非見たいと思って来たんです。

 

四隅突出型墳丘墓は、古墳界のマスコット的存在で人気があるんですよね〜ラブ

通称ダニエルです。

 

 

鷹の爪.jpより拝借。

 

何かに抵触するといけないので、モザイクをかけましたが、古墳ギャルのコフィーに出てくる四隅突出型墳丘墓の愛しのキャラです。

 

 

 

 

その本物がこちら!

おお、確かに四隅突出型墳丘墓!初めて見たかも…

 

 

 

 

角度を変えて。

ダニエルだぁ。

 

 

 

形が崩れていますが、たくさんありました!

 

 

 

 

こんな小さいのもデレデレ

 

ちなみにこの四隅突出型墳丘墓、1番大きなものは出雲の西谷墳墓群にあるとのことなので、いつか行ってみたいです。

 

 

 

 

墳墓群の向こうには日本海が見えました目

 

 

 



一番端まで来るとよく見えます。




ここで一周してみましたグラサン

向こうの線路に山陰本線が走るのも見えて、風に乗って音も聞こえましたひらめき(動画には入ってないですが)

 

そしてここから真っ直ぐ道が伸びているので、もしかしたら淀江駅から歩いてきたら直接ここに登ってこれたのかも知れません。

帰りはこの道を行かなかったので、本当に行けるかどうかはわかりませんが…。

 

 

 

 

弥生の館の横に隣接する研究棟。

この中にも少し展示がありました。

 

 

 

 

なんと、駐車場にはEVチャージャーまでありましたびっくり

 

ここを通り過ぎて、

 

 

 

 

次は妻木山地区へ。

 

 

 

 

こちらは復元住居が集まる広い所で、集落が形成されていました。

 

 

 

 

黄色い方は屋根を葺き直したばかりだと思われます。草葺き屋根は定期的に葺き直しが必要だそうですびっくり

 

 

 

 

凝った作りですよね。

 

 

 

中もとても広いです。

 

 

 

 

クリや杉の木を使っているそうです。

 

 

 

 

 

上の方にある、遺構展示館へ行ってみます。

 

 

 

 

ここは発掘体験などが出来るようで、こんな可愛い水道がありました爆笑

 

 

 

遺構展示館の中には、発掘当時のままの状態で3棟の竪穴住居跡が展示されています。

 

 

 

 

それぞれの時代ごとの住居が重なり合ってますね。

こんな高いところじゃ、風も強かっただろうに。

 

 

 

 

遺構展示館からの眺めです。

 

 

 

 

こんなムラが広がっていたんですね〜。

 

 

 

 

この赤いポールのところに、

 

 

 

 

可愛い消火栓の蓋が密かにありましたおねがい

コレ、いいですね。

 

 

ここからもっと先にも前方後円墳のある森や、弥生の森散策路などかなり広い範囲で見学ができるのですが、帰りも30分歩きますし、次の目的地もありますのでここら辺で終わりにします。

 

むきばんだフェスタというイベントもあるそうなので、次はイベントの時に来てみたいなぁ。

 

 

 

 

そして今度は淀江駅へ向かって歩きます。

大きな道をテクテク降りたら、

 

 

 

すぐに田んぼが広がり、駅までも近そうです。

行きもこっちから来たら良かったなぁ笑い泣き

 

続く。