おはようございます爆笑

昨日は今年のハイキング始めに行って来ました!

 

 

 

スタートは神鉄湊川駅。

よく見るとこの駅舎も重厚感のある造りおねがい

昔からあるんだろうなぁ。


急勾配で名の知れた神戸電鉄ですが、神鉄の起点のこの駅からして既に坂道になっております。(線路は地下ですが。しかも上は元天井川)


 

 

 

今回は湊川駅から兵庫区内に点在する七福神を巡る6kmのコースです。

久しぶりのハイキングにちょうど良い距離照れ

 

今回はスポンサーのダイドードリンコさんより、お茶をいただきましたおねがい

 

兵庫の七福神は毎年年始にハイキングコースになりますが、今回はどこの社寺がなんの七福神なのかちょっとまとめてみたいと思います。

 

ちなみにこの場合の『兵庫』とは、兵庫県のことではなく、この辺りの狭い地域の地名『兵庫』の事です。

元々は大輪田の泊(別名、兵庫島)、中世以降は兵庫津(ひょうごのつ)と呼ばれ、昔から武器庫があった事が地名の由来だそう。はるか昔から栄えていた場所で、明治新政府により地方行政を行う役所がこの兵庫の地に置かれ、そのため県名が『兵庫県』になったそうです。


昔は兵庫と神戸は隣あった町村で、兵庫の方が栄えていましたが、神戸港開港により村だった神戸は国際都市となり、兵庫は神戸市の一地域に組み込まれていきました。その名前は今は県名と区名として残っています。

ここら辺の住所は『兵庫県神戸市兵庫区』。『神奈川県横浜市神奈川区』と同じ理屈ですかね。

 

そんなわけで、今回の七福神は兵庫県全域に散らばる七福神という意味ではなく、狭い範囲の『兵庫』の中にある七福神でございますおねがい

 

ちなみにこちらでの『兵庫』の発音は『神戸』と同じではなく『老後』と同じです語尾を下げず平らな音(低高高かな)で発音してください笑(JRの車内アナウンスも低高高で『ひょうご』って言っていて、最初ビックリしましたびっくり



 

 

 

福海寺(大黒天)

 

 

 

 

 

前置きが長くなりましたが、まずやって来たのは一ヶ所目、大黒天様が祀られている福海寺。

 

大黒天は大自在天の化身。大国主命と神仏習合したもので、一度仏となったが人々に福徳を授けるために再びこの世に現れたという。

大地(農業)を掌握する神様でもあります。

 

 

 

 

福海寺は釈迦如来を本尊とする禅宗南禅寺派の寺院。

1334〜1335に足利尊氏が在庵円有に開かせたと言われています。

 

もとは二本松(JR兵庫駅の西)にありましたが、嘉吉の乱(1441〜43)に消失し、現在の位置に移って来たと伝えられています。

 

 

 

 

ピカピカの大黒様がお祭りされておりますラブ

よーくお祈りしたので、これでおまんまの食いっぱぐれはナシ爆笑

 

毎年1月9〜11には『大黒祭』が催され、向かいの柳原蛭子神社とともに参詣客で賑わいます。

お正月よりも十日戎の時の方が大賑わいなんですよねー。

 

 

 

 

そして今回もこちらのスタンプ帳に七福神スタンプを押していきます。いつも満貫になった事がないので、今回こそは!

 

 

 

柳原蛭子神社(蛭子)

(やなぎはらひるこじんじゃ)

 

 

 

福海寺のお向かいにある柳原蛭子神社。

『柳原のえべっさん』と呼ばれて親しまれています。

蛭子は『ひるこ』とも『えびす』とも読むんですねぇ。

 

 

 

 

創建された年代はわかっていませんが、兵庫の地で福の神として古くから崇敬されて来た神社の一つです。恵比寿様は七福神の中では唯一の日本の神様。

 

毎年1月9〜11にかけて行われる『十日戎大祭』には、商売繁盛や福徳円満願って、沢山の人々が参詣に訪れます。

十日戎の時は、兵庫駅からここまでの道のりほとんど全部に出店が出ていて、めちゃくちゃ賑わうんですよね〜おねがい今年は十日戎に行こうかなぁ。こちらのえべっさん、なんか好きです笑

 

 

 

 

柳原天神社(布袋)

 

 

 

蛭子神社から少し南に歩いた所にある、柳原天神社です。

 

 

 

 

こちらは布袋様。

布袋尊は弥勒菩薩の化身で、いつも笑顔を絶やさず人々に接していた方。

唐代の中国に実在した仏僧で、大きな袋を背負った太鼓腹の僧侶の姿で描かれる。

袋の中には宝物がいっぱい入っているとか、生活必需品が入っているとか書かれていますが、どっちなんだろうか…。

 

 

 

 

 

パワースポットの幟がグラサン

自分でパワースポットって言っちゃうところ好き。

 

 

 

 

真光寺(福禄寿)

 

 

 

こちらは福禄寿が祀られています。

幸福の『福』、身分を表す(高給)『禄』、寿命を表す『寿』の3文字からなり、中国の道教の長寿神で南極老人星の化身。

七福神の中の長〜い頭の神様ですねおねがい

子孫繁栄、財運招福、健康長寿などの御利益があります。

 

 

 

 

 

真光寺は時宗の開祖である一遍が亡くなった場所に建立された寺院です。

一遍は『おどり念仏』と呼ばれる布教方法で全国を遍歴したことで知られ、1289年に兵庫観音堂(現・真光寺)で51歳の生涯を閉じました。

 

 

 

 

 

こちらが一遍上人の廟所。

県の史跡に指定されており、また南北朝時代に再建されたと思われる石造五輪塔も県の重要文化財に指定されています。

 

 

 

 

真光寺で印象的なのは、こちらの無縁如来塔。

圧巻です。

 

 

 

 

和田神社(弁財天)

 

 

 

五ヶ所目は和田神社。

こちらは兵庫七福神の看板がどこを探してもありませんでした笑い泣き

 

こちらは弁財天が祀られております。

神代の昔、蛭子大神が淡路から和田岬に上陸したといわれ、1173年には平清盛がこの地に安芸の宮島より市杵島姫大神を勧請しています。

和田神社は海の守り神として崇敬されています。

 

 

 

 

こちらにはもう何度も参拝しておりますね〜グラサン

そしてこの神社はとても大人気みたいで、沢山の参拝者がいらっしゃいました。若い人と自家用車の祈祷が多かったですかね。

 

 

 

 

そしてここでおみくじを引いてみますと、『後吉』無気力ナニソレ?

後半から盛り返す運勢らしい。

 

ちなみに正月2日に湊川神社で引いたおみくじは『小吉』。こちらも幸福が少しずつ増えるようになる…と書いてあるので、今年は後半に向かって運気が良くなるとみました汗うさぎ

 

 

 

神様と別口で弁財天様にも一生懸命お祈りして来ましたので、今年の懸賞当選率は激増の予感ニヤニヤ

ちなみに弁財天さまは元々はインド河(水)の神様で、音楽と言語の神となり、日本に伝わってから吉祥天の性格が吸収されて『弁財天』となったそうです。知恵財宝、美人祈願の神様

 

 

 

 

 

薬仙寺(寿老人)

 

 

 

薬仙寺は746年に行基が開いたと伝えられる寺院です。

 

寿老人は福禄寿と同じく星の化身、または老子の化身。福禄寿は鶴亀ですが、寿老人は鹿を伴っている事が多いそうです。あとは桃をもっています。寿老人も道教にルーツがあるそうです。こちらも頭が長い神様。

こちらでは母の長寿をお祈りして来ましたお願い

延命長寿、諸病平癒。

 

 

 

 

1333年、後醍醐天皇が配流先の隠岐を脱出し、福厳寺に身を寄せたおりに、薬水を献上したことから薬仙寺の名を賜ったとも伝えられています。

 

こちらの境内には平清盛が後白河法皇を幽閉したといわれる『萱の御所』跡の碑などがあります。

 

 

 

 

こちらがその碑。

『牢の御所』ともいい、平清盛が後白河法皇を幽閉した建物で、三間四方の粗末な造りであったという。(平家物語)

伊豆国に流された際に源頼朝と出会った文覚上人は、後にこの御所に忍び入り平家追討の院宣を賜ったと伝えられている。

 

元々はここではなく、ここより北東100メートルの地点にあったが、運河拡張工事のためこのお寺の境内に移されたそうな。

 

 

 

 

能福寺(毘沙門天)

 

 

 

毘沙門天は七福神の中では唯一武将の姿をしていて、別名『多聞天』。古代インド、ヒンドゥー教の神様です。

融通招福の神、勝運の神様として信仰されています。

 

 

 

 

能福寺といえば、兵庫大仏。

ここにはかつて、日本三大仏の一つである兵庫大仏がありましたが、戦時中の金属供出で台座だけが残され、現在の大仏様は平成3年に再建されたものだそうです。

 

 

 

 

そしてこちらには平清盛のお墓もあります。

 

 

という感じで、無事に七福神を全て回って来ましたニコニコ

 

 

 

スタンプも満貫成就。

 

今年も良い年になりますように爆笑