おはようございます爆笑


昨日は台風の影響もあり、雨が降ったり止んだり晴れたりでしたが、予定通りマンホールカード集めに精を出しました。




大塚駅前から都電荒川線にご乗車。





目的地の『三河島水再生センター』は、都電荒川線の荒川二丁目駅の目の前ですびっくり知らなかった〜。


時間は40分ほどかかりますが、料金は一律170円ポーン






レトロなタイプの電車が来ました。





では出発〜!


約40分後。





荒川二丁目駅に到着!





目の前に、三河島水再生センターがありました。





入り口は目の前ではなく、ぐるりと回ったところ。


この日は見学予約をしていて、予約時間の5分前に到着しましたが、こちらに係の方が待っていてくださいました笑い泣き





まずこちらで講義を受けます。


参加者は私たちと、もう1組同年代風のご夫婦でした。今日は台風のせいか、昨日の時点でキャンセルが多かったみたいですグラサン


説明してくれた方は、水道局のOBだと仰っていました。

とてもわかりやすい説明でした。


三河島水再生センターの前身は、『旧三河島汚水処分場ポンプ場施設』と言い、現在の処分場の前にあるレンガの建物がそうらしいです。

今日はその施設を見学させてもらいました。




テーブルには何やらたくさん!

パンフレットとマンホールカードに絵葉書、ミニタオル。アンケート用紙にバッグにボールペンラブ

さすが東京都ですね…。

ちなみにこちらのマンホールカードは、見学者にしか貰えません。


説明の後にビデオを15分くらい見て施設の概要を知った後、




見学に移ります。





こちらは昔からの東京都のマンホール蓋です。




そして外に出て、旧三河島汚水処分場の見学をします。


この施設は大正11年に運転開始し、平成11年まで77年間稼働していたそうですびっくり






この2ヶ所の建物は、『入口阻水扉室上屋』で、沈砂池に入る汚水を二つに分け、下水の流れを一時的に止める扉が地下にあります。

2ヶ所に分けるのは、どちらかが故障しても稼働できるようにするため。


その前にあるこの二つのマンホール蓋。





こちらが東京都23区Aの第一弾マンホール蓋の座標蓋。

全てのマンホールカードの1番目ですびっくり


『どこのマンホールも同じだけどマニアの人はこの場所の蓋が大事みたいですね〜』と解説のおじさまデレデレそうなんですよーw





こちらは旧三河島汚水処分場が100周年を迎えた記念として作られた蓋で、こちらのマンホールカードは第17弾として、8月から配布開始になっています。





では今はもう稼働していない、旧三河島汚水処分場の見学です。





こちらが二手に分かれた汚水が入る沈砂池。





沈砂池は、汚水をゆっくり流して土砂類を取り除く施設。





反対側から見たところ。

むかしの施設はこのような目に見えないトンネルまでもが芸術的。





こちらは沈砂池に沈んだ土砂を積んだトロッコを坂の上に引き上げるインクラインの遺構。

京都の蹴上のインクラインの小さい版みたいな感じですね。







沈砂池からポンプ室へ。


雨がザーッと降ってきたので、急いでヘルメットをかぶって地下へ降りますあせるあせる





地下はこんな感じ。

昔はここを下水が流れていたわけですね。





振り返るとこんな感じ。


二手に分かれていた汚水がここで合流します。




汚水はこちらのポンプ井に流れてきます。

ポンプは10ヶ所あるそうです。




ポンプには逆流を防ぐ弁がついていて、その弁が故障した時に修理するために汚水を遮断するための扉。


上のワッフルみたいなのが扉で、閉めるときはこれがガコーンと降りて来るそうです目


今はもう錆び付いていて、動く気配がありませんが。





こちらが汚水を汲み上げるためのポンプ。

吸い上げ口の下にある富士山型の山は、水の流れを作って効率的に吸い込むためのものだそうです。





そしてこちらがポンプ室の上の部分。





今ここにあるポンプは昭和39〜48年に取り替えられたものだそうですが、当初は『ゐのくち式渦巻きポンプ』という、渦巻き式の理論を数学的に解明したというものだったそうですびっくり





こちらは流量を測るためのイギリスから購入したというベンチュリーレコーダー。





これの理論も難しすぎてわかりません笑い泣き





2階に上がるとすごい景色びっくり


この景色をスケッチに来る学生さんも多いそうです。





6トン半と書いてあるそうです。



 

ポンプ室から出ようとすると土砂降りでしたが、しばらく待つと雨が上がりました。



ここで衝撃的なものが!

なんと、セミの抜け殻が大量に!

















わーーーーおびっくり

こんなの見たの久しぶりだわー。


貰っていいですか?と言う小学生も多いそうですw






旧三河島汚水処分場ポンプ場は、重要文化財に指定されていますが、





こちらの門は場所を少し移動しているため、登録から外れているそうです。





日本の下水処理発祥の地。



というわけで、旧三河島汚水処分場ポンプ場の見学でした!





桜の時期はとてもキレイらしいので、来年はここでお花見かな?




帰りの都電もレトロでしたおねがい