(2021.8.4)
では、今回北見に来た1番の目的、
北見ハッカ記念館
に到着です〜
ここに来てみたかったのだ
(あわよくばハッカ製品を爆買い…)
可愛い小さな建物!
こちらが北見ハッカ記念館!
北見ハッカといえば、
やっぱりコレ
昔からこのデザイン変わらないですね
デパートの北海道物産展ではお馴染みで、高校生くらいの頃からとても気になっていましたが、高校生のお小遣いではなかなか買えず、憧れの存在でございました飴くらいしか買えなかった
大人になってから一度この瓶入り?を買った事がありましたが、使い方がよくわからず、キチンと活用できませんでした
しかし今は何故か旦那さまもお気に入りなくらいハマっていて、これはスプータイプなので、夏の今は家中スプレーして楽しんでます
北見のハッカは天然のものなので、食用にもなり、お水や炭酸水に1スプレーして飲むと、胃がとてもスッキリします
そんな北見ハッカの事を知りたくて、今回北見に来たのですわ。
入るとスタッフのおじさまに、最初の部屋で北見ハッカについての歴史がよくわかるビデオを観てくださいと勧められました。
何故北見でハッカなのか、どうやってハッカ製品を作るのか、ここでしっかり勉強します。
そしてビデオ鑑賞。
ここで北見がその場所にしては都会である事の謎が解けました!
なんと北見の薄荷製品は、戦前には世界のハッカ市場の7割を占めていて、その品質も最高級品だったそうな
それで一大産業を築き、ハッカ御殿と呼ばれるお家まであったそうな。ハッカは取引価格が他の農産物と比べると破格だったらしい。
しかし戦時中にハッカ工場は軍需工場になってしまい、その後復活するも世界の市場はすでに安く生産されていたブラジルだかメキシコだかの合成薄荷脳にシェアを取られていて、高品質ながらも割高な北見のハッカは太刀打ちできなかった…。
という経緯があり、昭和58年に『ホクレン北見薄荷工場』は閉鎖。北見の薄荷産業は幕を閉じた…。
という事らしいですなんとー!
薄荷産業で栄え、今のように大きく発展したのが北見の街なんですね〜。知らなかった…
そしてこちらは当時使われていた薄荷の蒸留に使う器具の展示など。
日本名で薄荷はミントのことでして、そのミントもたくさんの種類があるんですね〜
こちらは海外の品種だけど、
和種と呼ばれる日本のミントもこんなに種類があるそうですすごい!
薄荷製品ができるまでの説明が詳しくされていましたが、それでも薄荷製造の仕組みについてはなんだかややこしいです
後で蒸留をしている所も見学しますが、やはり理解できなかったです…。難しくて
この一斗缶は、最終製品の『薄荷脳』を入れるもの。
薄荷脳なにそれ
古い看板。こういうのを見ると歴史を感じます。
たくさんの人が携わったんでしょうね。
昔の薄荷工場の模型。
この記念館の建物は、管理棟の建物だったそうです。
一斗缶に入った薄荷脳は、こんな感じで出荷されていたんですね…。
ていうか、昭和58年って、つい最近じゃないですか!その時はまだ工場が動いていたんだなぁ。
昔の薄荷製品。
本当ならこんなものも体験できたらしいです。
香りのステンドとか、懐かしい昔のサワデーも!(だんだん縮んでいくのを確認するのが好きでしたw)
この建物自体も見る価値ありです
職員さんがいらっしゃるお部屋の外壁に、わかりやすい説明が。
入り口のところには、化学の実験のようなものに入ったものが。コレが抽出されたハッカ油や、薄荷脳という製品らしい。
こちらはキレイな薄荷脳の結晶。
写真を撮る時におじさまが前面のガラス板を外してくれました。その途端、少しミントのいい香りがしました
そして次はすぐお隣にある、薄荷蒸留館に行きます。
続く。