(2021.1.11)
では暘谷駅から歩いて数分、なにやら歴史ありげな場所にやってきました。
看板のところを左に折れるとずいぶん閑散としてはいますが、歴史ありげな建物があるみたいです。
コレはなんぞや?
どうやら日出城というお城の本丸隅にあった櫓のようでした。
ここら辺は『日出町(ひじまち)』というところで、大分県自体が九州のどのへんにあるのかもよくわかっていなかったワタクシ
日出町ってどこ?ということで、ここで頭の整理。
日出町ってここです!(ていうか、地理が分かってないの私だけ?)
別府の左にある緑のピンが由布院。国東の下のピンが大分空港です。電車だと由布院からは遠回りになるわけね。なるへそ!
ちなみにピンクのピンはマンホールカードが貰えるところ
ということで観光に戻ります。
石垣の間から海と何やら山が見えます〜!
いいなーこういう所。
そしてこの日出町はあの『滝廉太郎』ゆかりの地らしく、銅像がありました。
で、旦那さまは滝廉太郎の生家があるはずだと探していましたが見当たらず。
でも、この看板をよ~く読むと、滝廉太郎は東京生まれの東京育ちと書いてありますわ…
先祖代々がこの日出町で家老を務めていたりしていたみたい。
ですが、東京では日出町出身者が作る『暘谷会』に入っていたそうで、やはりこの地は滝廉太郎の故郷のようなものでしょうね。
後ろを振り返ると、こんな素晴らしい風景画
いいなぁ、こういうとこ。住みたいなぁ。←また始まった
そて、このソフトクリームの幟が気になる門がありましたが、この中には観光案内所とカフェがあるらしい。
その名も二の丸館。
中はなんとなーくローカライズされており、お土産物もありますが、奥にあるカフェ(と言っても良いならば)は地元の女子高生(らしかったけど不明)たちの溜まり場憩いの場になっておりました
こちらでマンホールカードゲットです!
マンホールはやっぱりキティちゃん
そしてキティちゃんのマンホールカードなんて貴重だー!
さてマンホールカードをゲットしたところで、そろそろ時刻は13時を回ったところ。
今度はお昼ご飯を食べる場所を探します。
旦那さまがいうには、この辺りの名物は『城下かれい』というカレイらしく、是非食べてみたい!という事で食べられそうなお店を探すのですが、こういう場合は地元の人に聞いてみるのが一番だ!
カレイの木彫りもあるしね!
という事で、こういう時の観光案内所ではないか!という事で、また二の丸館に戻り、正統な案内所の使い方をしてみますと、どうやら予約が必要なお店が多いらしい
予約なしでも大丈夫なお店という事で、二の丸館から近かったこちらのお店へ
その名も『能良玄家』
のらくろや?
そういえば大分駅の女子トイレ、アレものらくろ?何か関係があるのでしょうか?
そしてお店には普通に入れましたが、ここもお客さんゼロ
水槽にはカレイが泳いで(沈んで)おりました←生きてます。
とりあえず、実は結構高額な城下かれい
引くに引けない旦那さまはやはりというか一番お安いコース
午後3時まで食べられるというミニセットにしました〜。(実はこのお店が一番お手頃価格だったというのは旦那さまが瞬時に判断済み)
のらくろだ
そしてこのお店も寒くて(お客さんいなかったから)個室の暖房器具を使わせてもらい、エアコンも効いてきますのでと言われましたが、結局あまり暖まらずでした
湯呑みの魚もカレイ
足を悪くしたというご高齢のおかみさんが、ゆっくり運んできてくださった城下かれいのお造り。
『殿様カレイです。』と説明され、それだけで美味しそうです
『さっきまで生きてましたから新鮮ですよ。』とおおぉ。
カレイの肝を溶かした梅酢のお醤油で食べます。
こ、これは!
カレイのお刺身なんて多分初めて食べましたが、しっかりした歯応えでまったり美味しい
梅酢のお醤油もさっぱりしていて良し
次は煮付けです。
こ、これは!
身がふっくらで味が濃いような気がしました!
味付けもちょうど良い!
唐揚げと野菜の天ぷらです
こ、これは!←しつこい
野菜は舞茸、おかひじき、エリンギ、カボチャ、ムカゴ、丸いのは梅酒に浸かっていた梅の実だそうです
カレイの唐揚げ、激ウマ
ホクホクでめちゃくちゃ美味しかったです
そして意外にも野菜の天ぷらがどれも美味!
しかし、梅の実は美味しくなかったかなー。
お刺身以外の全景。
これもものすごーーーーく美味しい出汁が出ていて、この世のものとは思えない美味しさ!←大袈裟
これで3500円なんて安くない?
鰻重と同じくらいのお値段!鰻重と城下かれいのミニセットどっちを食べるかと聞かれたら、絶対こっちですね!
そしてこちらの給仕をしてくれたおかみさんの、足が悪くても完璧に仕事をしなくては!という意気込みを感じ、それを見ているだけでこのお店の歴史とか培ってきたものを感じました
さて、食後は駅に戻る前に、せっかくなので日出城跡も見に行きます。
こんなに海のそばのお城!
珍しくないですか?でもここなら敵が来てもすぐにわかりますよね
というわけで、大分県の日出町観光でした。
ほんのちょっとでしたが、知らない土地を知る良い旅になりました。
マンホールカードをきっかけにした旅というのもなかなか良いわね。
続く。