2023.09.30
5:40頃に目覚める。
まだお月様も西の空に残っている。
ちゃちゃっと片付けて、
さあ、あと少し、、
それよりもだ‼️
こういうのがあると、より登山っぽくなる。
せっかくなんで、登頂記念の自撮り。。
パシャり。
お世話になりました。
で、、日の出が 6:30頃となっているのだが、、せっかくなので、ここから登って『上段の野』の山頂にて朝陽を拝もうかと。
今から登れば、、ちょうどいい頃合いになるかと。
では、さっそく。
行ってきます。
うーむ、、さすがに朝露で草が湿っているな。
まあでも撥水シューズだしズボンも撥水パンツだし大丈夫だろう……と、この時まではたいして気にも留めていなかったのだが、、、まさかこの後悲惨な事になるとはね。。
まずは、、
最初に景色の開けるポイントまで一気に登る。
ほほう‼️‼️
ほんのちょっと標高が上がるだけで見え方もだいぶ変わるな。
今から向かうのは、さらにこの先。
というか、もうこの時点で靴がヤバくなってきている……靴が‼️ というより、靴下が‼️‼️
膝丈まである草に付着した朝露が、、靴の中まで染み込んできやがった。。。撥水シューズでもこれだけ濡れた草むらをずっと歩いていたら……さすがに撥水効果も意味ないな(苦笑)。
どうしよう引き返すのもなぁ……どうせここまで濡れてしまったら一緒か(笑)、、ってことで、上を目指すことに。
さらに標高を上げていく。
西の空には、
今にも消えてしまいそうなお月様。
なのか?
もうこの辺りまで来たら、、
靴の中は、、ちゃっぷんちゃっぷん(笑)。
重たい……。。
で、草原ゾーンを抜けて、
ちょっとした森林ゾーン。
そこからすぐ、、
『上段の野』山頂(?)に到着‼️
肝心の日の出は、、
すでにあんなとこまで昇ってる。
まあまあまあ、、
これはこれで美しいんだけどね。
もうね、、ズボンも膝上までびっしょり。
もちろん靴の中はたっぶりの水が。。
ベンチなどあればね、腰掛けてしばし靴の中を乾かして行きたかったのだが、、くつろげるスペースが何にもない。
仕方ないので柵に腰掛けた状態で靴と靴下を脱いで、しばらくの間お日様の光に当てておく。
で、30分ほど日に当てて(当然 完全には乾いてないけど)、、下山することに。
どうせまた濡れるんだけどね(笑)。
ちょっとした森林ゾーンを抜けて、、
再び草原ゾーン。
また濡れるのか、、
と思ったら、、脇道に舗装された道が。
Googleマップの航空写真で見る限り道は続いてそう。
ってことで、ちょっと遠回りになるが濡れるよりかはましってことで、こちらへ。
と、100mほど下りたところで、、
なんじゃこりゃ‼️‼️
自分の背丈ほどもある草が覆い茂っているではないか。。さすがにこれでは……ってことで、再び草原ゾーンへと戻ることに。何やってんだか(笑)。。
そして、
登ってきた道と同じルートで下りていき、、
7:20頃に、、バイクの元へと戻ってきた。
いやはや、まさかこんな天気の良い日に靴下までびっしょりと濡れてしまうとはね(笑)。春とかに訪れていれば、草の背丈も低くていいのかもね。
んじゃ、しばし乾かして行きますか。
ちょうどこちらの東屋にも日が当たり初めてきたので、靴と靴下を太陽光に浴びせつつ、ベンチにごろんと寝っ転がって一休み。
で、8:20頃、、
靴の中もだいぶ乾いてきたので(多少は湿っているが…)靴下を履き替えて、出発だ。
目指すは、あの山。
まずは、狭い狭い道を対向車が来ないことを祈りながら慎重に抜けて、、
県道19号線へ。
そこより南進したら、
『阿弥陀寺』というお寺の脇道へと入っていく。
しばらく進むと、、
うわっ‼️‼️ なんじゃなんじゃ。
狭いだけならまだしも、、未舗装に落石に一部陥没、、と、自分のバイクで行くような道ではない荒れた道が続くではないか。しかも上り坂ときているからたちが悪い。。
でも、ここまで来たら行くしかない‼️
と意を決して、慎重に両足を着きつつゆっくりと進んでいく。
で、ごっそりと神経をすり減らし(笑)、、
8:40になんとか駐車場へとたどり着いた。
ここは「志々伎山」登山口の駐車場。
正面に見えているポッコリとしたピーク、ここからだとかなり険しそう見えるのだが、難易度的には低いみたい。
車は2台あり。自分が到着した直後に男性3人が登山開始された。よしよし、山頂は広くなさそうなので、人は少ないほうがよい。
ではでは、昨日買っておいた おでんとおにぎりとバーナー&コッヘル等をザックに詰め込んで、、8:50 参りましょう‼️
まずはなだらかな登山道をてくてくと。
すぐに現れた最初のロープ場。
「腰掛け岩」。
ここを過ぎたところで、、
視界が開けて、山頂が姿を現した。
近づいてきたな。
ここからは、さらにアップダウンあり。
しかも途中……登山道の斜面が(一部)崩れた箇所もあり。ロープに掴まりながら慎重に。
で、順調に登って、、
前方に空が見えてきた。
いよいよだな。
おおーーー‼️‼️
一気に視界が開けたぞ。
ちなみに山頂はもうちょい先。
もうすでに絶景が溢れている。
駐車場から見えていた断崖絶壁も、、反対側はなだらかな岩場となっている。
で、先に登頂されていた3人組の男性が写真を撮られている。
「こんにちは」と挨拶を交わすと、、
「よければ写真撮ってもらえますか?」と。
3人と絶景写真を撮ってあげたところで、先に3人が下山される。
それを見送って、、
さあ山頂を堪能しようではないか‼️
「志々伎山」山頂。
「平戸島」の南端にある長崎県平戸島の南端にある「志々伎山」は、347mの低山ながら古期安山岩で形成され、屹立した山頂部を北側から見ると、北アルプスの「槍ヶ岳」をも思わせる尖峰で、その特異な山容は「平戸島」への航海目標にもなったと言われているという。
山頂には祠もあり、
その横には…何やらBOXが。
中にはこんなものが。
どこにも何にも書いてはいないのだが、勝手に持って帰ってもいい物なんかな?
いっぱいあったんでいいかな。。と、一つ頂戴していく。
さて、山頂からの景色がこちら。
西側には、最西端。
東の方角には『上段の野』。
断崖絶壁の、
大絶景‼️‼️
素晴らしいな‼️
駐車場も見えるんだ。
汗だくだ(笑)。
さあて、朝飯にしますかね。
登頂する際に目星をつけておいたスペースに、バーナー等をセッティングして、
おでんを温める。
で、、後から来られた男性2人に、「楽しそうなことやってますね」と声を掛けられる(笑)。
その男性2人を見送って、
熱々のおでんと、
おにぎり。
絶景飯を一人いただく。
何の変哲もない普通のおでんとおにぎりなのだが、やっぱり格別だな。
おっ、先ほど声をかけてくれた人だ。
と、写真を撮っていると、、
こちらに気付いて、ポーズしてくれた(笑)。
最後に、、この絶景を目に焼き付けて、
下山することに。
ロープ場なども結構あるのでね、慎重に下って、、
約30分で、登山口の駐車場へと戻ってきた。
途中 団体さんとすれ違ったのだが、あんなに大勢で山頂は狭いだろうな。
で、
さっさと帰るつもりにしていたのだが、、駐車場にいた おじさん2人に声を掛けられる。。
話を聞くと、ここへは「ハチクマ」を狙いに来たんだと。よくよく聞いていると、秋になると日本列島を横断して、ここ「志々伎山」から「五島列島」を経由して大陸へと飛び立っていくみたいで、、
大変興味深い話で、、、
結局……30~40分も駐車場に滞在してしまった(笑)。まあ楽しかったからいいけど。
で、ハチクマおじさんたちに別れを告げて、
帰りも……超慎重に。
何かどっと疲れも出てきたので、、
近くの公園へ。
『福良漁港運動公園』のベンチ。
ちょうどここからは、、
「志々伎山」が尖って見える。
さっきまで……あんなとこにいたんだな。
そして、綺麗な海を眺めながら、
ベンチに横になって、一眠り。
20分くらい休んだら帰路へとつくことに。
彼岸花でもパシャりして。
と、軽くいただいたら、
今度こそ帰路へ。
そして、15:10に無事帰宅。
【本日の走行距離】131.1km
長崎県平戸市(上段の野 登山口東屋)➡️[徒歩]➡️〃(上段の野)➡️[徒歩]➡️〃(上段の野 登山口東屋)➡️〃(志々伎山 登山口)➡️[徒歩]➡️〃(志々伎山 山頂)➡️[徒歩]➡️〃(志々伎山 登山口)➡️〃(福良漁港運動公園)➡️佐賀県伊万里市(岳の棚田)➡️〃(ワークマン伊万里店)➡️多久市(自宅)