西海~大村 野営ツーリング(1日目)①。 | けろんち(私はバイクと旅に出る)。

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こだわりを持たない「けろ」の、こだわりも何もない旅をつらつらと綴る旅日記。

H28.4.24から始めた日本一周の旅も…H29.3.15 無事に完遂。
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✳️ブログ更新遅延中(笑)。

2023.2.4




さて、1月は九州でも大寒波が来たりと、、なかなか出掛けることが出来なかったわけだが、ようやく週末に晴れるみたい。


ならばってことで、

久しぶりの野営ツーリング行ってみよう‼️




自宅を12:00に出発。


向かうは「西彼杵半島」。一度 野営してみたいと思っていたスポットがあるのでね。



で、出発してすぐ、、

おっと‼️‼️  そうだった、、

と、オドメーターを注意深くチェックしつつ、、地元『高野神社』近くでゾロったのを確認して、
パシャり。

パチパチパチパチパチ‼️
あんまりこういうのって、こだわらない人間なんだけど……なんかね(笑)。



で、

いつものように「女山トンネル」を抜けて、



若木から有田方面へ。





そこから長崎県入りしたら、




佐世保市をかすめて、「針尾島」へ。






国道202号線をひたすら走って、



「西海橋」を渡って「西彼杵半島」。


で、ちょいと休憩のために立ち寄ったのが、

『西海橋公園』。ちょいと偵察も兼ねてね。


この時期とくれば、、そう河津桜。


まあね(笑)。

蕾がぷっくりと。
もうちょっとだね。

その中にあって、唯一花を付けていた枝が、おっちょこちょいだな(笑)。


さてさて、、ここにやって来たのは、
休憩というよりも昼飯が目的。

高段の東屋にて「新西海橋」を眺めながら、
カップ麺とパンをいただく。



よし小腹も満たして、先へと進みましょう。



ここからは国道202号線を西へ。





そして続いてやって来たのが、、
『横瀬浦史跡公園』というところ。

階段をちょっと登れば、
握手を求めてくる「ルイス・フロイス」さん。
銅像だけど(笑)。

さらに登って、景色が広がる。
日本初のキリシタン大名「大村純忠」が開港し、ポルトガル人宣教師「ルイス・フロイス」上陸の地とされる『横瀬浦』。


こぢんまりとした資料館と、、

教会風の展望台。

もちろん登ってみる。

ここからは、小さな横瀬の集落と、
遠くに見えるは、「烏帽子岳」か。


さらに東には、
「虚空蔵山」かな?


さてと、ここにはたまたま寄っただけなので、長居はせずにバイクの元まで戻るとする。

フロイスさんの握手を、
華麗にかわして(笑)、、

先へと進むと、


『横瀬西港』。

そこにあるのが「南蛮船来航の地」の碑。


で、、、この先にGoogleマップを眺めていて気になるものが。。


ここ『横瀬西港』より狭い道を慎重に進んだ先……農業集落排水施設の脇を抜けたところで、、

行き止まり。

バイクを停めて、パシャり。
「佐世保湾」にぽっこりと浮かぶ島、
「八ノ子島」だ。
てっぺんにある白い十字架は、かつて南蛮船の目印になっていたという。


よし、ここからUターンで戻り、



国道202号線へ。


再び西へと進んだら、、
「西彼杵半島」の最北端へとつづく道へ。



と、やって来たのが、
『石原岳森林公園』というところ。

ずいぶん前からチェックはしていたのだが、ようやく来ることができた。

で、ここにあるのが、
『石原岳堡塁跡』。
そう、戦争遺構でもある砲台跡だ。

今まで見てきた砲台跡と同じ造りだね。




にしても、綺麗に保存されているな。

かつて佐世保は日本海軍の鎮守府が置かれ、重要な軍港として発展しており、明治時代には佐世保港を防衛するため旧陸軍の要塞がいくつか建設されている。そのうちの一つがココ『石原岳堡塁』というわけだ。


そして、明らかに奥へと続く回廊を発見‼️
これは行かないとでしょう。

ってことで、一旦バイクの元へと戻り、、ヘッドライトを装着して……いざ‼️‼️

人一人が通れるほどの幅で完全な暗闇の中をヘッドライトの灯りだけを頼りに進んでいく。


想定していた以上の距離がある。


で、小さな小部屋にたどり着く。
ここは「側防窖室」と呼ばれる部屋で、

「銃眼」いう縦穴のスリットからは、
外の敵に睨みをきかせるていたんだな……といってもここが実践で使用されることはなかったみたいだけど。

当然ながら、、他には何もないため、、
すぐに引き返す。



無事に戻ってきた。

でもって、、この堡塁跡と隣接してキャンプ場も併設されているのだが、

さすがに誰もいないか。
砲台跡のキャンプ場って、、なかなか不気味な感じなんだろうが、自分はこういうのに関して一切気にならないタイプなので余裕でいける。墓地の中でも野営やっちゃうくらいだからね(笑)。

念のため下見でも。。


最後に俯瞰で眺めたら、

『石原岳森林公園』を後にする。


ここからは「西彼杵半島」の最北端へ。




寄船という小さな集落の、小さな漁港のそばに建つ小さな公民館の横にバイクを置いて、、堤防に沿って歩いて向かう。


てくてくと。


見えてきたのが『寄船船番所跡』。
ここは、江戸時代に出船入船を監視する目的で作られた関所跡。



と、確認したら、、再びてくてくと戻る。



んで、国道202号線へと戻って、、
ここから南下していく。





そして、やって来たのは、
『七ツ釜鍾乳洞』の駐車場。

初めて訪れるのだが……今回の目的は鍾乳洞ではなく、その向かい。。鍾乳洞はお金掛かるからね(笑)。


駐車場より急激な坂道を歩いていく。


『七ツ釜鍾乳洞』駐車場を俯瞰で。
手前に見えている建物は廃墟っぽいのだが、何の施設だったのだろう?




で、さらに上っていくと、、、

おっ‼️  城壁?
こんなところに城跡があるとは思っていなかったのでびっくり。

チェーンが張ってあり入れない。


んで、ここへ来た目的がコレ、
『石灰藻球化石群(化石の森)』。

ふむふむ。
へー‼️  日本一の規模を誇るんだ。


なのに、なんでこんな廃墟みたいに廃れているのだろう。。


一部倒壊しかかっている。


なかなか見応えもあるのに、



誰もいない。


しかも奥に見えている、
お寺のお堂みたいな建物も廃墟化している。

何なんだ、、ここは。

展望所らしきものも見えるが、
草ぼうぼう過ぎて近づけない(笑)。


なので、、
ここからはバイクの元まで戻ることに。




……んで、気になったので後日調べてみた。

ここはかつての『長崎西海楽園』というテーマパークの跡地とのことで、

約20万平方メートルの広大な敷地には、桜やアジサイなど四季折々の花が美しい景観を見せてくれていた他、子ども向けのプレイランドやグランドゴルフ場、スライダー付きプールにバーベキュー施設や動物とふれあえる農園などがあったと。。そして最大の見所が……城跡だとばかり思っていた場所にあった「七ツ釜聖観音」で、高さは40mもあったというから驚きだ。。ちなみにこの観音様……とある台風の影響で頭と後光が吹き飛ばされた過去があるとな(現在は解体されている)。

2007年の閉園から早16年……時代の流れとは残酷なもので、、かつての栄華は見る影もなく廃墟だけが当時の面影を残すのみ。。

個人的には、こういう名残は残しておいてほしいのだが……老朽化などの問題も付きまとってくるからね。




ではでは、

お次は……ここより山道を上ったところ。




⇒つづく。