・太田タイムズ投稿
6月のお題は「切る」
おかげさまで掲載されました。
今月は珍しく、少々色っぽさもまじえ、10句一気にいってみよう。
(1)切れ者が 勢い余って 我が身切る
「誰が金儲けして悪いんですか? 教えて下さい」
「でもね、村上さん。金儲けが目的になったら本末転倒じゃないんですか」
(2)髪切りの 理由を尋ねる ヤボはせず
(何かあったの? この辺まで出かかっている。
でもやめておこう。大きなお世話か)
(3)縁切寺 あじさい煙る 涙雨
ここは古都鎌倉の名刹。
さっきから雨に煙るあじさいの前で立ちつくす女がいる。
(4)指切りの 約束果たす 女がいて
「あと、ぅん年待っててくれ。きっと迎えにくるから」
「あぁ、あれから何十年経つことだろうか」
【掲載句】
(5)年甲斐もなく ときめいて 封を切る
「健康にとっては、いくつになっても、色気を忘れるなっていうことかな」
「何、言いってるん、それは単なる心筋梗塞のまえぶれだよ」
(6)宴仕切り 大見得切った 息切れた
幹事ご苦労さま。今日は最高に盛り上がったよ。
よかった。よかった。サイコー。
(7)札束切る 夢を託して ジャンボくじ
宝くじ当たったら、札束入りの辞表を叩きつけてやるぞぉ。
(8)見得切って 百円亭主は 後悔し
今日は後輩にいいところ見せすぎちゃったなぁ。
今月残り、がまん、がまん。
(9)剛速球 バット空切り きりきり舞い
あの速さ、いまの高校生じゃ打てないだろう。
150いってるか?
(10)100切った 今日のスィング 忘れない
ゴルフは100前後でまわる頃が、一番熱が入っていておもしろい。
今日はアドレスがぴたーと決まって、ばっちりだったよ。
これだよ、このスィングだよ。よーしわかった。
でも、悲しいかな、次回にはもう忘れているんだよね。














