朝晩はだいぶと過ごしやすくなりました。秋、でしょうか。
涼しくなると、よく寝てしまうので困ります。でも、身体はそうしたいみたいなので仕様がないです。


制服を着て学校に通っていた頃に電車の中でいつも読んでいたのは『宮沢賢治』でした。

その名前はあまりにも有名ですので知らない人は居ないと思います。

宮沢賢治の詩と物語は教えてもらえることが沢山詰まっているだけでなく、その言葉使いには何度も胸を撃たれます。登場人物の名前なんかは、文字を見てドキドキするものばかりです。

何かあるたびに、私は宮沢賢治を読み返します。
言葉という技術、紙という媒体を通し、時間を越えて身体の中に入ってくる音楽のような物語の数々。


教育者であった彼は物語を書き終えた後は必ず、一番に村の子どもたちにその物語を読み聞かせていたらしいです。
そしてその物語たちのことについて彼は『空や森からもらった。これは、ほんとうに起こっていることとしか思えない』というような言葉を残しています。(このblogを辿っていただけたら、前にも宮沢賢治の話のことを書いています。そこにちゃんとした言葉があります。)

今年の夏、大好きなお話のひとつである『グスコーブドリの伝記』が映画化されました。
グスコーブドリさんは、とても立派な方です。その生涯は人のために在りました。

私にとってこのお話は、仕事の在り方について考えさせられたお話です。

そしてもう一つ、進歩する文明技術と多くのいきものの暮らしのこと。それは勿論、人間も含め。
このお話が今、映画化されたのは何かの意図があってのことじゃないかなと思わずにはいられませんでした。








宮沢賢治のお話はどれも短編ですので、岩波文庫かちくま書房から出ている文庫を探していただけたらと思います。
他には絵本も沢山あるので、気になる方はお探しになってみてください。




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ご無沙汰しております。
8月は一瞬でした。9月も既に半分。


たくさんお話はありますが、本の話をします。
音楽の話はTwitterとフェイスブックにしています。よろしくお願いします。

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『天使のみつけかた/おーなり由子著』新潮社



小学生の時に図書室で出会った一冊です。今でも忘れられない、読んだ後に心に『ぽっ』と温かいものが生まれた時のこと。それはかたちを変えずに今も私の中に在ります。

昨年、尾道を歩いていた時に地元の方に教えていただいた古書店でこの本に再会してまた手にしてみました。

そしてまた『ぽっ』と生まれた暖かいもの。

おーなり由子さんの描くお話は読み手に『ぽっ』を、与えてくれます。きっと『ぽっ』という音(語)は読む人によってカタチが違うと思います。

私にとって、その『ぽっ』は温かくやさしく、愛しい(愛は「かなしい」とも読みます。)ものです。

そうして(本を読んで)生まれた、あなたの『ぽっ』はまた違うカタチでこの世界に『ぽっ』とあわられると思います。

それも読む人によってカタチさまざま。


ずっと読み次がれていくんだろうな、と思う一冊です。

こちらの一冊は最近は古本として流通しているのを見かけることの増えた書籍なので気になられた方は一度調べていただけたらと思います。

おーなり由子さんの本はどれもおすすめです。
『てのひら童話』も素敵です。






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暑い日々。
蝉はいま一瞬を、懸命に生きています。
皆さまいかがお過ごしでしょうか。

私は
本棚が益々荒れ
読書に耽る日々であります。

私にとってのなのですが、読めば落ち着く本があります。
何冊かあるのですが、その内の一冊を紹介します。

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【ノーザンライツ/星野道夫著】
(新潮文庫)



星野道夫さんは写真家さんで、ご存知の方も沢山おられるかと思います。星野さんの文章、写真はとても優しく、読んでいる間はその優しさに包まれます。


『ノーザンライツ』という言葉は『オーロラ』のことを意味します。この本には、写真家・星野道夫が運命的に引き寄せられたアラスカの土地に生きる人々の物語が描かれています。そしてそれは、星野さんの言葉で描かれた星野さんの物語でもあると私は思います。

文章だけでなく、写真集もとてもオススメです。動物の写真が主なのですが、星野さんの撮る写真をみていると、人間も動物も同じ生き物だという事実を強く感じさせられます。

○写真集
『Alaska 風のような物語』
『アークティック・オデッセイ』
(出版社等はお調べくださいませ。)etc

●エッセイ
『旅をする木』
『イニュニック(生命)』
(ともに新潮文庫)etc

どの書籍も、お近くの書店で手に入ると思います。









『ノーザンライツ』の中にはアラスカが核実験の場となる計画があった時のお話も入っています。
私の個人的な意見ではありますが、核問題の事は歴史から学ばなければいけないという事を深く感じた一冊でもあります。


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