最近になって Windows 11のエクスプローラに「ギャラリー」が追加されていました。
ネット記事を拾い読みしてみると、2023年9月の更新により提供されたようですが、私の環境では先月末頃に気付きました。

この「ギャラリー」をクリックしてみると、後述する「コレクション」に登録されているフォルダの画像ファイルをエクスプローラ上に一覧表示してくれます。
既定では「すべて表示」となっていますので、大量の画像ファイルを格納しているPCでは表示するまで少し時間がかかります。
表示されると、画像ファイルのサムネイルが作成日順に一覧表示され、右側には年月単位でタイムラインが表示されています。(下図)

 

画像ファイル全般が対象となっていますので、写真だけでなくスキャンした画像、スクリーンショット、イラストなどすべて表示されます。

右側のタイムライン上にマウスポインタを重ねると年月が表示されますので、探している写真などが作成されたおおよその年月のところでクリックすれば、その前後の画像が表示されるので探すのも容易にできます。

上部メニュー「…」から「コレクション」を開くと、上述のように既定では「すべて表示」が選択されていることが分かります。(下図)

 

これを「ピクチャ」を選択すれば「ピクチャ」フォルダに格納されている画像ファイルだけに絞り込めますし、「iCloud写真」を選択すれば同じく「iCloud写真」フォルダの画像ファイルが表示されます。

また、その下の「コレクションの管理」を選択すると、下図のような「ギャラリーの場所」ダイアログが現れます。

 

「ギャラリーの場所」にこの機能で表示するフォルダが管理されます。
あるフォルダを登録するには、「追加」ボタンを押し、そのフォルダを指定します。
逆に、不要となったフォルダは、選択して「削除」ボタンを押します。

なお、このダイアログでは、リストされるフォルダについて右クリックすると、下図のメニューが現れます。

 

ところで、この「ギャラリー」と同じようなことが「フォト」アプリでできます。
Win11「フォト」アプリで iPhoneの写真を表示」記事でご紹介したように、「フォト」アプリでデバイスに保存され、あるいは OneDriveや iCloudなどに格納されている写真などが一覧表示できます。
エクスプローラの「ギャラリー」機能は、「フォト」アプリを開かなくても一覧表示できるという立ち位置のようです。
(個人的には「フォト」アプリで閲覧・編集するほうがストレスなく操作できると感じています。)