情けない…。 | 主婦、晴れときどきくもり。

情けない…。

実家の話の続きです。



食事も兄夫婦とは一緒にとらず、お風呂にも入らず、きっと部屋でお酒を飲み続けていたのでしょう。

父を見た瞬間に、私はそう悟りました。


と同時に、今回は私の旦那と子供を伴っての帰省だった事に気付き…。



この情けない姿を見られる前に、なんとかしなくちゃ…。



すごく焦りがでてきました。

旦那は、元々 私の父が苦手で こんな姿を見られると、どう思われるか…想像がつきます。
旦那には、うちの実家のことは理解できません。
私が実家の事で悩んでる事を、何度か話していたのですが、まるで他人事。

聞く耳もたず、で何度悔し涙を流した事か…。

結婚してから、私は何度も同じ悔し涙を流してきました。もはや旦那には、理解を求めようとは思っていないのでした。



でも、一瞬…。


見られてしまった。


着替えだけは父の部屋でさせたものの、髭を剃る為に洗面所へいく途中でした。

父は、
「いやぁ、旦那くん。久しぶり。」
とろれつのまわらない口で、声をかけます。



あっちゃ~…。



思わず下を向いてしまいましたが、旦那が一瞬 怪訝そうな顔をしたのが 目に入りました…。


「どうも、ごぶさたしてます。」
旦那から、それ以上言葉が出ることはありませんでした。




その日、久しぶりに実家へ帰り みんなでお正月の1日を過ごすハズだった…。

こんないたたまれないお正月、初めてだな。


母さんが出ていってから、初めて迎えたお正月でさえ、14歳の私が年末から気合いを入れ、それなりの形になったおせちを囲んでいたのに…。

あれは、ただの私の意地だけで仕上げたおせち料理。
母さんがいなくたって、お正月には漆塗りの三段のお重が必要なんだ。
そう思って、奮闘しました。



でも父のお酒だけは 昔から、私の気合いや意地だけでは、どうにもならないのです。

だから涙が出るのです。


この年は本当に惨めな思いをしました。


それまでも、何度も父のお酒には泣いてきましたが、この姿の父とお正月を過ごすこと…。

そして、そこに兄のお嫁さん、私の旦那、私の息子…。

今までそこにいなかった人達が、今は『家族』として一緒にいるのに…。

新しい実家で、新しい始まりがあると希望を抱いていたのに…。



その日、その後をどう過ごしたのか、あまり覚えていません。


自宅へ帰る車の中で、やはり旦那からのフォローや気遣いの言葉もなく。


旦那には絶対見せたくないのに、私は やり場のない気持ちに、涙がどんどん出てきました。





Android携帯からの投稿