『フィラテリック ジャーナル 2021』届く | 郵便・切手から 時代を読み解く

郵便・切手から 時代を読み解く

切手コレクター必見! 経済評論家にして郵便・切手評論家でもある池田健三郎が、辛口トークと共に「ゆうびん」や「切手」を通じて時代を読み解きます。
単なる「切手あつめ」や「郵便物コレクション」とは次元の違う、奥深き大人のライフワークの醍醐味をお伝えします。

標題の書籍が版元から届きました。

 

 

初回発行が2011年春ということですから、はやくも創刊10周年ということになります。

 

この間に内容の充実を図りながら継続的発行を続け、国際展文献部門では、名門ロイヤルフィラテリックソサエテイの機関誌『ロンドンフィラテリスト』と並ぶ金賞を得るまでになったことは感慨深いところです。

 

今回は筆者も2017年以来、4年振りに寄稿しています。

 

今回の寄稿文のタイトルは「大東亜戦争に係る、日本の返戻郵便」です。この内容は、先日JAPEX2021に展示したコレクションの内容を文章化したものです。「ヒロシマ・ナガサキの原爆投下による罹災返戻便についての情報を、しっかり海外に伝えておきたい」と考えていたところに寄稿のご依頼を頂いたので快諾し、作品作りと並行して原稿執筆をいたしました。

 

他の日本人5人による寄稿文も読みごたえがあるものばかりですので、宜しければご一読をお勧めいたします。