2020年 新春にあたり | 郵便・切手から 時代を読み解く

郵便・切手から 時代を読み解く

切手コレクター必見! 経済評論家にして郵便・切手評論家でもある池田健三郎が、辛口トークと共に「ゆうびん」や「切手」を通じて時代を読み解きます。
単なる「切手あつめ」や「郵便物コレクション」とは次元の違う、奥深き大人のライフワークの醍醐味をお伝えします。

謹んで新春のお慶びを申し上げます。

今年も本ブログのご愛読をよろしくお願いいたします。

池田健三郎は、本年も従前どおり堅確な組織運営と筋の通った言論を通じ、フィラテリー振興に邁進する所存です。

 

旧2019年は、フィラテリック活動面においては、多少のスケジュール変更を余儀なくされつつもJIPPのスターオークションの公開セールを何とか継続運営でき、その収益を全日本切手展はじめ各種郵趣行事への助成等に充てることができました。

 

年間を通じ、様々な面で「特定非営利活動法人日本郵便文化振興機構」をご支援下さいました皆様に衷心より謝意を表しますと共に、本年以降も従来以上のご指導ご支援をお願いする次第でございます。

 

わたくし個人としては、2019年中は本業が超多忙に見舞われたことから、国際展への参画は出展のみで出席は見合わせとなってしまったのは残念なことでした。

 

また、行徳国宏氏、吉田敬氏、有吉伸人氏とともに2016年7月に立ち上げ、3期目を迎えた、「特定非営利活動法人 郵趣振興協会」活動もいよいよ軌道に乗り始めたところでしたが、春以降はやはり本業繁多のため、私自身の関与は一時お休みとさせて頂かざるを得ませんでした。それにもかかわらず、郵政博物館における「郵博 特別コレクション展」などもすべて円滑に実施され、新たな競争展実施計画が打ち出されるなど、一定の成果を挙げたことは幸いでした。

 

この間、国際切手展については、ライフワークである日本の速達郵便史のコレクション(新作)をシンガポールのアジア展に出品して5フレームにて金賞を得ることが出来ました。

 

一方で国内展では、JAPEXのワンフレームクラスに「田沢型6銭(Red Brown)切手の使用例」というコレクションを出展し、大銀賞を得ました。

 

以上の成果を踏まえて2020年は、引き続き「速達郵便史」の最初期部分の拡充を通じて国際展大金賞を目指す努力を続けていくとともに、後半部分のメンテナンスも怠りなく実施しつつ内外競争展覧会に引き続きチャレンジしていく所存でございます。

 

また、公的な活動面では、(特非)日本郵便文化振興機構代表理事として、引き続きスターオークションの経営に注力するとともに、郵趣振興協会の活動にも復帰し、新しい競争展や郵博特別コレクション展の円滑な実施を目指していく所存です。

 

上述のような諸活動を展開するに際しましては、引き続き皆様のご理解とご協力が欠かせません。どうか、旧年に倍するご指導ご鞭撻をよろしくお願い申し上げます。


年頭にあたり平素の御厚誼に心から感謝申し上げるとともに、各位の御健蒐を祈念いたします。

2020年1月1日
      池田 健三郎

特定非営利活動法人 日本郵便文化振興機構(JIPP) 代表理事
 TOPHEXスター☆オークション オークショニア

特定非営利活動法人 郵趣振興協会 代表理事