今日は朝から大泉学園の「いずみ切手研究会」に出席し、その後仲間たちと目白に移動して、昼食をとったあと、切手の博物館で開催されていた「満月印切手展」を参観してきました。
この10年くらいでいわゆる「満月切手」の位置づけはかなり変化しましたが、これもフィラテリーのイノベーションの一環と捉えて間違いないでしょう。実際、競争展覧会の作品には満月切手はほとんど使えなくなりましたが、とはいえ郵趣マテリアルとしての満月切手の魅力が衰えたわけではありません。
事実、展示作品はいずれも力作ばかりで見応えがありました。また、出品者の方からも丁寧に解説をしていただき、昭和末期から平成期にかけてのローラー印や、昭和50年代以降の和欧文機械印の稀少性について知見が深まり、非常に勉強になりました。
関係者のみなさまどうもありがとうございました。
※写真は切手の博物館3F展示会場前にて