🟢令和 清荒神 今昔を語る会(RKK会)
今はまだ知っている方が居られる昔の話。
それももう20年もすれば誰も知らない地域の出来事になる。
公的な史実とは違う謂わば“地域口伝”を取りまとめようという活動が少し前から動き出しています。
宝塚市がまだまだ人口が少なかった時代からどのように清荒神地区は発展してきたのか。
当時を知る方、親から聞いた話などをお互いに共有し合う中で思い出される記憶もあります。それを何らかの形で残していくことはできないか。
私が知る限り清荒神地区の最長老とも言える方々が集まりそんな話をしておられること自体が、#とてつもない価値のある ことだと思います。
行政が行う“まちづくり”とは本来こうして自発的に地域から発生した取り組みを支援することではないかと最近ちょうど考えるようになっていたところでした。
画一的にまちづくりを定義して何かを実施しても、それぞれの地域事情が違いすぎて結局はどこも行き詰まってしまう。
そんな状況を突破するには、原点に戻り、地域の方々から生まれてくる声をしっかりと後押しできる体制を作ることではないでしょうか。
この日は今年100歳を迎える会長が歌声を披露してくださり、100歳になってもこれだけの活動ができるパワー、エネルギーに参加者全員が見習わなければと感じられたのではないかと思います。
会の翌日、参加者の方から昭和30年代の住宅地図の写真をいただきました。
今も変わらない部分もあれば大きく変わった場所もあります。
こうした関心を持たなければ“ただ古いもの”に見えるものでもスポットライトを当てて価値を深掘りすれば、後世への貴重な財産になります。
私も何ができるか分からないですが、出来うる限りのお手伝いをして参りたいと思います。
#宝塚市
#清荒神
#口伝書