先に言っておきますが、もうエイプリルフールではありません。
中国の卵も本当の話 でしたが、今度はアメリカの大人気スタバのお話。
自社商品に含まれる人工着色料を減らす取り組みを進めているスターバックス。その一環で「ストロベリー・フラペチーノ」の淡いピンク色を出す染料として新たに採用したのは、虫を原料とするコチニール色素だということです。
英デイリー・メール紙によれば、同社は完全菜食主義者からの問い合わせに答える形で声明を発表し、ストロベリー・フラペチーノのピンク色にコチニールカイガラムシ、いわゆる「エンジムシ」から抽出した赤い色素を使っていることを明らかにしました。
虫を使っていると、完全菜食主義には反するらしいです。
完全菜食主義からの批判に対し、スターバックスは
「わが社は商品に含まれる人工物を最小限にすることを目標としている」と回答している。「ストロベリー色の原料は完全菜食主義向けではないが、それを使うことで人工着色料の使用を避けられる」
との見解を発表しています。
(この色が虫から。。。。知らぬが仏!)
コチニール・・・サボテンにつくカイガラムシの一種エンジムシの死骸から抽出する赤い色素・・・
コチニール色素は15世紀から染物などに使われてきた「自然素材」で、コチニールを使用しているのはスタバだけではありません。
そういう食品は他にもたくさんあって、カンパリソーダ、ハム、魚肉ソーセージ、かまぼこの赤、ガム、イチゴジャム・・・など、今では肉やアルコール飲料、菓子やチーズなどの食品や化粧品の赤系着色に広く使われて いるのだとか。
FDA(米食品医薬品局)は安全性にお墨付きを与えていますが、WHO(世界保健機関)は一部の人に喘息やアレルギー反応が出る場合があると警告している、ということです。
が、アレルギーが出なくても、スタバのストロベリーフランチーノだけは、わたくし、遠慮しておきます。
あなたは虫にしますか?人工着色料にしますか?