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JUNSKY blog  2014さんのブログを・・・・・そのまま貼ります

上からの圧力が・・・・・相変わらずですね!




 【美味しんぼ】を掲載している 話題の『ビッグコミック・スピリッツ』は、
近所のスーパーマーケット『グルメシティ』の雑誌棚には無くて、
既に売り切れかと思っていました。

 今日、全国展開している『大手の書店』に行ってみたら『ビッグコミック』と
『ビッグコミック・オリジナル』の最新号は棚に並べてありましたが、話題の
『ビッグコミック・スピリッツ』は、ありませんでした。
 さすがに話題になるだけあって、『売り切れ』かと「ガッカリ」したのですが、
もしかすると、棚にある分は売れてしまったが、バックヤードには残っているかも?
と思って、カウンターまで行って、『ビッグコミック・スピリッツ』は売り切れ
でしょうか?と尋ねた処、カウンターの後ろから、おもむろに取り出してきて
買うことができました。




 処が、ここからが肝心な所なのですが、その書店の店員さんが言うには、
(所在地と書店名を原稿では書いていたのですが、その書店と店員さんに類が
 及ぶといけないので、ブログUP前に固有名詞を『伏せ』ました;笑)
「『ビッグコミック・スピリッツ』は、【美味しんぼ】の問題があるので、
店頭での販売はしないように、上からお達しがあって、お問い合わせのある方
にだけ販売しております」
とのこと。

 私が、上からというと『書店組合』か何かですか? と訊くと、店員さんは
⇒ 「『書店組合』より、もっと上の協会か協議会からと聞いています」と。

 私「○○書店(その書店の名前)だけで行われているのですか」
⇒ 「おそらく、全国全ての書店で行われていると思います」

 驚きました! 政府の『指導』が有ったのかどうかは、この会話だけでは
解りませんが、業界団体上げて、【美味しんぼ】の問題があるので、
『ビッグコミック・スピリッツ』は、図書館で言えば『閉架処置』と
するよう指導しており、末端でも実行されている訳です。

 これは、もう『自粛処置』とは、到底言えません。
大きな圧力による『粛清』と言わなければなりません。

 これだけ、大きな政治的圧力が言論の自由の『橋頭堡』でもある出版業界に
掛けられていると云う事は、当ブログで「書店名」を明らかにすると、
その書店や店員さんが弾圧される可能性もあるので、書店名を伏せましたが、
これはフィクションではありません!

 多くの方が、近所の書店で、このような事態を御確認頂きたいと思います。
そして、雁屋哲さんと花咲アキラさんにエールを送りましょう!

 また、店頭の棚に置いてなくても諦めずに、店員さんや御勘定場で
在庫が無いか確かめてみましょう!


 内容を読んでみましたが、確かに「真に迫っています」






     ***************

事態の重大性


●「美味しんぼ」鼻血描写 現地では「出ても言い出せない雰囲気」?

福島県での取材から帰ってきた山岡士郎。ひどく疲れやすくなっていたが、ある夜突然、鼻から血が……。人気漫画「美味しんぼ」の描写が物議をかもしてい る。掲載は4月28日発売の週刊ビッグコミックスピリッツ(小学館)で、タイトルは「福島の真実篇その22」。福島第一原発を取材した主人公の新聞記者・ 山岡が、疲労感を訴えた後に鼻血を出す。福島県双葉町の前町長も実名で登場し、「福島では同じ症状の人が大勢いる」と言う。放射線の影響だと思う読者も多 いだろう。

 これを受け、双葉町は5月7日、「復興を進める福島県全体にとって許しがたい風評被害」だとして、小学館に抗議文を送った。

「前町長の発言が風評被害を招いている、といった意見が十数件も町に寄せられたので、抗議しました。以前の調査では、鼻血が出た人が若干名いたという話はあったが、現在症状を訴えてくる人はいません」(双葉町役場の担当者)

 実際に風評被害なのか。日本大学歯学部の野口邦和准教授(放射線防護学)は、放射線との関係を否定する。

「低線量の放射線と鼻血などの症状との因果関係は、証明されていません。鼻血なんていうのは、しょっちゅう起こるわけです。関係ありません」

 ただ、実際に原発事故の後、鼻血を出す人はいたようだ。2011年の6~8 月にかけて、福島県内4カ所で問診会を開いたNPO法人「チェルノブイリへのかけはし」の野呂美加代表は、こう話す。

「問診会に来られた人や家族の3~4割は鼻血の症状がありました。他の症状は、口内炎や下痢などです」

 同NPOでは、チェルノブイリ原発事故で被災した子どもたちを日本で転地療養させる活動をしてきた。

「20年間で648人の子どもを招いていますが、彼らの症状も同じで、鼻血もよく出しました」

 科学的根拠はなくても、原因がはっきりしない症状があれば不安はつのる。福島県内に住むAさんは言う。

「11年夏ごろ、小学生の息子が一日に何回も鼻血を出すようになりました。寝ている間に出たり、遊びに出たら顔中真っ赤にして帰ってきたり。でも、それを大っぴらには話せない雰囲気なんです。相談できる相手も限られてしまって……」

「美味しんぼ」の福島編は5月19日発売号まで続くという。だが、何かしらの症状が出た人の不安は、その先もずっと続く。
●福島県内の反発拡大 抗議声明も 「美味しんぼ」被ばく発言

東京電力福島第1原発を訪問後に鼻血を出す描写が議論を呼んでいる漫画「美味(おい)しんぼ」(雁屋哲・作、花咲アキラ・ 画)を連載している「週刊ビッグコミックスピリッツ」(小学館)の最新号が12日発売され、福島県双葉町の井戸川克隆前町長が鼻血の原因をめぐり「被ばく したからですよ」と語る場面があることが分かった。最新号では、主人公らとの会話の中で井戸川氏が「福島に鼻血が出たり、ひどい疲労感で苦しむ人が大勢い る」として、被ばくを原因に挙げた。さらに「今の福島に住んではいけないと言いたい」と発言した。福島大の荒木田岳准教授が除染作業の経験を基に「福島を 広域に除染して人が住めるようにするなんて、できないと私は思います」と語る場面もある。また、岩手県の震災がれきを受け入れた大阪市内の焼却場近くの住 民が鼻血を出したり、目やのどなどに不快な症状を訴えたりしているとの表現があった。

 漫画「美味しんぼ」が、12日発売の最新号で描写した福島第1原発事故関連の場面に関し、福島県は同日、「風評被害を増長するもので断固容認できず、極めて遺憾」と批判するコメントをホームページに掲載した。県議会主要会派も抗議声明を出すなど反発の動きが広がった。
 県は(1)第1原発取材後に主人公らが鼻血を出した原因を双葉町の井戸川克隆前町長が「被ばくしたからですよ」と断定する場面(2)福島大行政政策学類の荒木田岳准教授が「除染しても人が住めるようにするなんてできない」と述べている場面-などを問題視した。
 県は国連科学委員会の報告書などを引用し、「事故による被ばくは(鼻血などの)影響が表れる線量からはるかに低い」と反論した。除染などで空間線量率が低下していることも強調し、「特定の個人の見解が福島の現状そのものであるような印象を与えかねない」と指摘した。
  県議会では主要2会派がそれぞれ緊急に記者会見。自民党福島県連は「風評被害に立ち向かっている県民の心情を踏みにじった」、民主・県民連合は「特定の個 人の意見を取り上げることで、県民への差別を助長させる」とする抗議声明を読み上げた。声明は小学館に郵送したという。
 福島大は作中の荒木田准教授の主張に対し「多方面にご迷惑をかけたことについて大変遺憾だ」とのコメントを出した。
 福島市内などの書店やコンビニエンスストアなどでは軒並み、12日発売号が売り切れた。
 県庁近くの西沢書店大町店では前日までに購入予約が相次ぎ、12日昼までに完売した。同書店の担当者は「話題になっていることもあり、すぐに売り切れた」と話した。
 民主党県連幹部は「反応すれば反応するほど作品への注目が集まる。抗議声明を出すかどうか悩んだ」と打ち明けた。

◎「風評被害助長」福島知事が批判

 福島県の佐藤雄平知事は12日、講演のため訪れたさいたま市で取材に応じ、漫画「美味しんぼ」で、東京電力福島第1原発を訪れた主人公らが原因不明の鼻血を出すなどの描写があった問題について、「風評被害を助長するような印象で、極めて残念」と批判した。
 12日発売号は、前双葉町長が「福島に住むな」と発言したり、福島大准教授が「福島を広域に除染して人が住めるようにするなんてできない」などと話したりする場面も登場する。
 こうした描写についても問われ、佐藤知事は「今は福島県民が一丸となり、全国から復興を支援していただいている時で、このような雰囲気の漫画があって、残念で遺憾」と繰り返した。


●知事が「美味しんぼ」描写批判 「風評被害助長し残念」

福島県の佐藤雄平知事は12日、講演のため訪れたさいたま市で取材に応じ、小学館の「週刊ビッグコミックスピリッツ」の漫画「美味しんぼ」で、福島第1原 発を訪れた主人公らが原因不明の鼻血を出すなどの描写があった問題について、「風評被害を助長するような印象で極めて残念」と批判した。
 12日発売号では、井戸川克隆前福島県双葉町長が「福島県に住むな」と発言したり、福島大准教授が「福島を広域に除染して人が住めるようにするなんてできない」と話したりする場面も登場する。
 これについても知事は「県民が一丸となり、全国から復興を支援していただいている時で、残念で遺憾」と述べた。
●「美味しんぼ」鼻血原因は被ばく 最新号で井戸川前双葉町長

東京電力福島第1原発を訪問後に鼻血を出す描写が議論を呼んでいる漫画「美味しんぼ」(雁屋哲・作、花咲アキラ・画)の連載漫画誌の最新号に、福島県双葉町の井戸川克隆前町長が鼻血の原因をめぐり「被ばくしたからですよ」と語る場面があることが11日、分かった。
 「週刊ビッグコミックスピリッツ」(小学館)の12日発売号では、主人公らとの会話の中で井戸川氏が「福島に鼻血が出たり、ひどい疲労感で苦しむ人が大勢いる」と指摘した上で「今の福島に住んではいけないと言いたい」と発言。
●双葉町が「美味しんぼ」に抗議 全国から賛否200件超
福島第1原発を訪れた主人公らが原因不明の鼻血を出す場面がある漫画「美味(おい)しんぼ」が掲載された「週刊ビッグコミックスピリッツ」の発行元・小学 館に、福島県双葉町が抗議文を送ったことについて、町には8日、全国から200件を超すメールや電話、ホームページへの書き込みが寄せられた。
 町秘書広報課によると、「頑張ってほしい」という賛同の意見と、「抗議することは間違っている」などの批判の両方があるという。
 町が7日に送付した抗議文では「鼻血等の症状を訴える町民が大勢いるという事実はない」「許しがたい風評被害を生じさせている」などと訴えた。
 小学館は「この問題について、自治体や有識者など、さまざまな方から意見を聞き、5月19日の『スピリッツ』で特集を掲載する。その中で編集部としての考え方を表明する」(広報室)と説明している。
●Comic 【美味しんぼ】 取材チームに鼻血が頻発して漫画にも反映されたようです
コミック雑誌 【ビッグコミック・スピリッツ】に長期連載中の漫画 【美味しんぼ】
における「福島第1原発」事故の放射能被災に関して、ネット上で話題になっていましたが、
NHKも報道するようになり、政府関係者も色々と『提案』や『発言』や『勧告』する事態に。

 【美味しんぼ】は、父と息子による『料理対決』がベースになった漫画ですが、これまでも
『環境問題』や『添加物問題』や『放射能問題』など食と健康問題に取り組んで来ました。

 最近は、読めていませんでしたが、私も十数年来の愛読者でした(行きつけのランチハウスで)

 雁屋哲・花咲アキラ氏の取り組みは、漫画の世界を借りながらも極めて真摯でした。

 従って、今回も放射能の健康被害を多くの読者に認識してもらうことが真意だったと
思います。 福島の食材に対する忌避を願ったものでは無いと思います。

 ビッグコミックでは、【そばもん】でも同時並行的に関東から東北に至る放射能汚染問題を
取り上げ、冷静な態度での食材の選定(「福島産だから」と拒否するのは間違い)を
訴えています。

 この二つのコミックは、取り上げ方は随分違いますが、放射能汚染に対する怒りと
これへの『風評』に惑わされない行動を訴えているものと思います。

 政府が、直接『問題視』して、記者会見で取り上げるとは由々しき事態です


●福島・双葉町:「美味しんぼ」に抗議文 抗議するべきは東京電力では?
 「ビッグコミックスピリッツ」に連載されている漫画【美味しんぼ】で、
東京電力福島第1原子力発電所を訪れた主人公が鼻血を出す場面などが描かれた
ことが話題になっているようです。

 最近は、長らく見ていませんが、以前は連載を毎週見ていたものです。

 この作品は、食をテーマにした漫画ながらも、環境問題や資源保護問題などに
積極的に意見を表明する社会派の漫画です。(作・雁屋哲、画・花咲アキラ)

 また、別のコミック誌では、山本おさむ氏が【そばもん】の中で、福島第1原発
による放射能汚染に翻弄される人々を描き、最新号では、最終ページで放射能
汚染地図まで掲載して、汚染されているのは福島の食材だけではないことに
警鐘を鳴らしています。

 私は、いま話題となっている【美味しんぼ】の当該の号を見た訳ではありませんが
作者は、風評被害を拡大するためではなく、人体に対する放射線被害が過小評価
されて、報道されないことに対する危機感で、事実を描いたものと思われます。

 原発被害の最大の地元である双葉町が風評被害を怖れて抗議するのは解らないでも
ないのですが、抗議するべきは東京電力や危険な原発を推進してきた政府に対して
なのではないでしょうか?