私たちの貯金が、イラクの人々の頭上にミサイルを降らせた | 梵のブログ

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今回は、田中優サンのを そのままコピペします

私たちの預金がいかに使われているのか・・・・を知る事も必要かと!



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私たちの貯金が、イラクの人々の頭上にミサイルを降らせた

田中優
 「まず考えなくてはいけないのは、我々がよかれと思ってやっている一般の銀行預金、あるいは郵便貯金が、何に使われているのかということです。
 かつて、日本がアジア太平洋戦争をやったとき、その資金の8分の7をまかなっていたのは、実は郵便貯金でした。国民が郵便局に預けたお金を財政投融資にして、それを戦争の費用に回していたわけです。

 今はどうか。実は、我々が銀行や郵便局に預けているお金の一部は、日本政府が発行する短期国債の大量購入に回されています。それによって得た資金で、政 府が大量に購入しているのがアメリカの国債。さらにアメリカは、それによって莫大な資金を得て、戦争をすることができている——というわけです。イラク戦 争なんかは、本当に日本のおかげでやれたようなものなんですよ。」


 知らないうちに、私たちのお金が戦争に使われていた——と。

田中優
 「もちろんそのほかに、銀行は企業へも融資を行いますが、その融資先にもいろいろと問題がある。たとえば三菱東京UFJ銀行は、クラスター爆弾なんかをどんどんつくっているアメリカの軍事企業に融資していることがわかっています。(2007年7月現在)

こうしたお金の流れについては世界的にはすでに問題になっていて、「企業のCSR(社会的責任)として、軍需産業に融資するのはいかがなものか」という議論が始まっているので、日本でも多くの人がこの事実に気づいて、声をあげていけば変わるんじゃないかと思うのですが。

 さて、そう考えていくと、イラクの人たちの頭の上にミサイルを振らせたのは、まさに我々の貯金だといえます。そのお金があったからこそ、アメリカはわずか4年間で何万もの人を——今、65万5000人が死んだという説も出ているけれど——殺せたんだ、と
いうことですね。」

2007年7月 マガジン9より
http://www.magazine9.jp/interv/tanakayu/tanakayu1.php

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