悲しみ深く 海より深く
心に棘をうずめても ふしだらな幸せは全部あげる
萎えた鳩はびしょ濡れ
今日は秋晴れという言葉がしっくりとくる日和。
予定よりも遅くなった電車の中、途中乗り込んできたわりと若い・・
そうね、おそらく20代前半と思われる女性。
たまたま座っていたみんくの斜め前に立つ。
ふとみると、その足にはおそらくレグカの痕と思われる傷があちこち。
猫?とも思ってみたりもしたんだけれど
その規則的に並ぶ痕に、動物的なものの印象は薄い。
よく、やりたいがために
その陳腐な精神論を振りかざすサディストを名乗る男がいる。
『あなたを解放したい』
だの
『SMは精神的な繋がりが大事』
だの主従だ、愛だと
ただのつまらない男たち。
はて、あなたに一体なにが出来るというの?
彼女、彼らの何を受け止めてあげられるの?
欠片すらも受け止められず
ましてその放たれたわずかな欠片によって、自ら大怪我をさせられるくせに笑
バカな男。
受け止める器も技量も度量も何ひとつ無いクセに。
笑
ちょっと血が流れたぐらいで、死にそうに大騒ぎするくせにね笑
その幼稚な仮面を鋭利な爪で肉ごと剥ぎとって
血まみれにしてやりたいと妄想する。
Mこたちの心の闇は深く暗い。
いっそ引きずりこんでやればいいのに。とも嘲笑う。
覚悟?
そんなものはいらない。
確固たる何か。
自信?
そんなものもいらない。
揺るがない何か。
本来サディストに必要なもの。
それは、薄暗い加虐願望と枯渇した愛情。
愛情にあふれたサディストなんていらない。
ないものを見せる必要はない。
綺麗事では、おなかはいっぱいにならないだろ?
正論もいらない。
理不尽さのみ。
あなたたちに、倫理はないからだ。
そして、鉄壁の盾。
時折放たれるそのわずかな欠片のため、武装するがいい。
SMなんて所詮その程度。
それでもなお、Mこを欲するのか。
SMに温度なんてない。
サディストもどきの馬鹿どもは、せいぜい一時の夢をみるがいい。
そしてそれが、いかに儚いものであるのかを
身に染みて思い知るがいい。
なんてことを考えながら、電車を降りた。