胃の中のものを全て

出したくなるような吐き気と

 

自分の頭が

アメリカンクラッカーに

組み込まれたかのような

リズミカルな偏頭痛に

 

酒の飲み方が良くなかった

翌日に襲われては、

 

ああ、もうこんなことを

2度としない様にしたい、

と、昨日の自分を戒めつつ

 

回復を祈りながら

塩分と、水分とを

自分の体が欲する間中

延々と補給する。

 

すると、あるタイミングで

不思議なほどに、スッと

元通りに戻る。

 

その、あまりの、あっけなさに

肩透かしをくらいつつ

 

喉元過ぎた熱さを

コンマ数秒で忘れて、

また、夜の街に繰り出してしまう。

 

そんなドランカーな人生を

これまで長く過ごしてきたが

 

まさに、そんな感じなんだな、

回復するって、とふと思ったことがある。

 

それが、メンタル不調のことだ。

 

会社というか、前科者の問題上司に

スピンオフされる形で

 

愛着のあった組織からの

脱落を余儀なくされてから、

1年と3ヶ月経ったある日。

 

なんの脈絡もなく、

なんの兆候もなく、

 

あ、これ、治ったな。

元のバイタルに戻った。

 

と、思えた朝を迎えた。

 

理由はうまく言えないが、

その様子が極めて

二日酔いの終焉と似ていたので

非常に興味深かった。

 

自分がされたことは

もちろん看過すべきものじゃない

はずだったけども

 

寄ってたかった看過することを

決めた大人たちの決定に

 

その後の、僕の取り扱われ方に

 

そりゃ悲しくもなったし、

怒りも、あった。

 

もちろん、許す、という感覚は

今も全くない。

 

ただ、期待しない、

もう全て終わった。とは思っているし

 

僕の二の舞を作っちゃいけない、

と、健気に思っていた感情も無くなった。

 

そこは、そういう場所なんだよ。

と、今は思っている。

 

超回復よろしく、以前よりも僕は、

さらに強くなった。

 

ある意味、必要な足踏みだったとも

今は胸を張って言える。

 

今回の出来事で、これまでよりも

数段も深く、不快な感情を揺さぶられ

 

執着を無理やり剥ぎ取られ

自分と、会社の歴史を分割され

過去にクサビを打たれたような

思いにもなった。

 

でも、それくらいの出来事がないと

きっと、僕は止まらなかったし

辞められなかったと思う。



 

ん?なんか違うぞ。

そう違和感を抱いて10年以上の

時間が流れた。

 

その間に、5人のハラスメントな

上司と出会った。

 

僕はそんな彼らを、

憎しみやっかみをないまぜにして

ゴレンジャーと揶揄している。

 

そのうち、2人は、

個人的には尊敬もしていたし

仲間だとも思っていたから、とても応えた。

 

ただ、そんな彼らと出会った結果、

矛盾や違和感はより明確になり

能力は向上し、掛け替えのない経験は得られ

そして、要所要所で、素敵な仲間たちと

出会うことができた。

 

そのアカレンジャー的な

最後の愚鈍な暴君の「おかげ」で

 

自己研鑽や会社への問題のみならず

夫婦の問題、家庭の課題まで

ひっくるめて、対処することが出来た。

 

結局、感謝せざるを得ない。

いやだけど。

 

いやだけど

愛の反対は無関心だ、という

言葉通り、関心は無くなった。

 

そいつら?もうどうでもいい。

ナニレンジャーと、廊下で出会っても

もう、どうでもいい。

 

まあ、会社には

 

それが嫌だから

精神的安全を求める配置換えを

希望しているため

 

表向きは、嫌だ、嫌だと

戦略的に言い続ける予定だ。

(実際見かけないに越したことは無いし)

 

二日酔いが去った後は、

もう一度、僕は、酒戦場に戻りたくなる。

懲りないほどに、酒とその場が大好きだ。

 

ただ、メンタルダウンの方は

治ったからといって、過去の僕が

真剣に戦った主戦場に戻ることはないし

2度と戻りたくない。

 

外角から色々と眺めては、

自分を含めて今の組織が

壮大な暇つぶし集団にしか見えないし

何より、魂はそこに無いからだ。

 

じゃあやめろよ、

今すぐやめろ、と言われてもさ。

 

テキトーに座って、

仕事風に眉間に皺を寄せて

AIと対話してたら

 

これまでと同じ賃金

もらえるんだから

そう簡単に辞めませんて。

 

まあ、少なくとも、後半年。

長ければ、後1年ちょっと。

 

たっぷり甘い汁をしがんで

出て行こうと思っている。

 

…と言いつつ、そんな価値はないから

予定は前倒し、前のめりの、予定だ。