おはようございます。
元来テレビを見ない人なのですが
朝の時間は時計代わりなのか
妻がワイドショーをつけてまして
そこでは、報道風の面持ちで
あまり面白くない内容を話してますが
〇〇が不作で高くなってます。
というリードに始まり
『こんなに高くなったから買えません』と
謎の市民インタビューがあり
飲食店やお弁当メーカーが
苦肉の対策を講じてますと自己紹介し
出荷が安定したら下がるみたいな構成を
まぁよく見るんですが
そりゃ、市場の原理で考えたら
当たり前の話なのになぁと
白々しくなるよしけんです。
#余れば安くなり足りなきゃ高くなる
#ただの生産者いじめやないか
#日本には報道番組はほとんどない
さて、今朝は。
アンラーンの罠という話を。
アンラーンというのは、
今までのやり方を一回忘れてみませんか?
という意味で
ちなみに、似た言葉で
リラーンってのもありまして、
リラーンというのは、
学び直しましょう。という意味が
一般的だと思います。
就職氷河期のロスジェネ世代である
僕らの世代の人々の多くが
企業の雇い控えの影響もあり
正社員になれなくて、派遣社員となり
貧困層に陥る割合が多かったそうで
その原因としては、働き先がないことではなく
大手企業ならば、新人育成の教育を
自社で施してくれるのに
中小、または、派遣社員だと
その教育が満足に受けられないため
スキルが身に付かなかったため
転職しようにも、思うように出来ず
八方塞がりのため、今に至ってしまった。
というのが、問題の根本のようで。
だから今はリカレントと言って、
社会に出て再度学び直すことに対して
会社も社会も、学術期間も協力しよう。
って風潮になっています。
有り難い話ですよね。
本当にいい時代になりました。
ただ、実際のところ、
病巣はそんなところにあるのではなく
会社を永続させようと
謎文化をキープさせたい層が
中枢を跋扈する大手の企業体質の影響で
人を育てるコストを大幅にカットした
からになりません。
転職市場が盛況なのは
単なる人不足ではなくて
自分で育つ人を買った方が
多くを育てるより効率的で安いからに
他なりません。
コーポレート型の組織ではなく
SIerに多く見られたジョブ型、ジョイン型の
組織が今後主流になっていくでしょう。
雇用の流動性が高まることで、
リラーンの重要性は高まることでしょう。
しかも、履歴書に載せて
見映えの良い資格や経験、
参画した企業の名前の力が
大切な世の中になってきました。
年功序列、終身雇用という
日本式の素晴らしい仕組みは、
早晩どこも辞めていくのだと思います。
なぜ、そうなったのか。
それは、アンラーンという言葉に対しての
大きな認識違いが存在するからなのです。
体のメカニズムで考えた場合、
リラーンが栄養補給だとすると
アンラーンは代謝や老廃物の排泄にあたります、
リラーン、学び直しについては、
ガンガン推奨してるので、
栄養は取れるでしょうが、
アンラーンというのを
学びを手放す、と定義しているので
ここに歪みが生まれています。
アンラーンというのは
先ほども述べました通り、
代謝や、排泄と近しい意味であり
今までのやり方や、慣習を
手放して、新たに組み替えていく。
というものです。
そこには、これまで大切にしてきた
価値観や社風、文化や主力製品など
プラスの文化にも波及するものです。
手放す勇気がないものに、
新たな知識は与えられない。
これは、個人でも、法人でも、
おんなじ原理なんだと思います。
その当時素晴らしい実績を上げたシステムも
その当時作り上げた慣習も
今や手枷足枷になってる可能性があり
それらを、手放そう。というのが
アンラーンの真の目的のはずが
学び直しだけを推奨して
現場の見直しを放置するからこそ
現状と理想がどんどん離れていってしまう。
手放さないと、モテないのにね、と
目を細めてるよしけんなのでした。
