おはようございます。

 

早朝から愛知県に向かい

次男とチームメイトをピックアップし

隣町にあるコストコの

開店時間に帰ってきた

よしけんことイニシャルDです。

#どう考えておかしいムーブ

#疲れすら遅れてやってきた

 

さて、今朝は。

管理者として。という話を。

 

次男が運よく夏合宿中Aチームに

帯同できたこともあり、

 

強豪校である帝京大学との

合同練習に参加できました。

 

流石に人気のチームですし

彼らのホームグラウンドだし

なんせ今年最強の呼び声高い

大阪桐蔭も一緒に練習だったので

グラウンドは黒山の人だかり

 

僕らは菅平の直射日光を

ふんだんに浴びて、

暑すぎて水筒の水を

足にかけて見学です。

 

間違ってスニーカーに

大量にこぼした水すら

しっかり乾くくらいの陽射し。

 

暑いというより痛いでしたが

いいものを見れました。

 

高校生相手だけど

帝京大学はどんなメンバー

なんだろうとぼんやり見てましたが

 

青木主将以下、テレビで

見たことのある選手も参加しており

そりゃ上手いはずだわ。と

驚く限り。

 

グラウンドには一際大きい人。

監督の相馬さんが直々に指導。

 

それだけですごい経験だなあ

と、感動してました。

 

次男はラグビーキャリアを

始めた頃から帝京大学への

進学を希望してましたから

 

まさに夢心地だったのかな?と

思いつつ、

 

陣取った場所と

思いっきり逆サイドで練習してたので

遠巻きで眺める程度で

表情までは読めませんでしたが

 

後に、「大町選手めちゃ上手い!」

と興奮してたので

いい刺激になったでしょう。

 

同世代ではなく、トップ選手を

目標に据えなさい。

 

そこと比較して

何が足りないのかを考えなさい。

 

日頃からアドバイスしてましたが

 

目標の手前にいる

素晴らしい選手に接して

 

その頂の高さを

改めて理解できたようで

良かったです。



さて、そんな練習の一幕で、

相馬監督のとある一言に

僕は心を打たれました。

 

試合形式の練習で、

とある選手が反則スレスレの

プレーをしたんですね。

 

そのプレーに苛立って

ヒートアップした選手がいました。

 

チームメイトとはいえ

そこはさながら戦場で。

 

その雰囲気が

バチバチですごいなあと

思ってましたが

 

監督が、練習を止め

ヒートアップしたA選手に

こういう言葉をかけてました。

 

「Aが手を挙げたことの責任は

我々にある。申し訳ない。

だから、同様のことがあったら

Aで判断するな。冷静に。

そこでカードが出て退場になる。」

 

もうね、耳を疑ったんです。

ガバナンスの見本です。

 

大多数の指導者は結果思考。

なぜそんなことをしたのか?

ラックによるタイミング?

相手のパーソナリティ?

プレーの選択?その辺りを咎める。

 

しかし、相馬監督は、

そう言ったシチュエーションに

陥らせたのは、

 

自分たち指導陣のミスだ、と。

頭を下げたわけです。

 

リーダーとはさもありなん。

僕は心が震えました。

 

メンバーの手柄はメンバーに

メンバーのミスの責任はリーダーに。

 

僕もそのポリシーで

生きていますが、

 

それはあくまで演じているだけで

てめえこの野郎!と心で思いつつ

笑顔で接するわけで

 

なんであいつはいつまでも

同じようなミスを繰り返し

他責でいるんだろう、と

イラつくのですが

 

そうさせていること自体が

「リーダーの責任だ」

というのは、強くて深い。

 

そりゃ、強いはずだよ、

帝京大学。

 

表面的なリーダーシップで

生きていた自分の

身につまされる気分でした。

 

結局自分も出来ない結果だけに

フォーカスしてるだけで

 

それが出来ない原因を作っている

のが、自分の責任範疇に

存在する、という思考に至ってない。

 

次男よ。三男よ。ありがとう。

この合宿、父が一番学びになったかも。笑

 

とかく、一流ってのは凄いですね。

という話でした。