おはようございます。

 

幾つになっても

カラオケで熱唱系男子

よしけんです。

#新しい歌も

#懐かしい歌も

 

さて、今朝は。

学生思考、という話を。

 

新卒さんがご入社されて

もうすぐ3ヶ月。

 

いろんな経験をされて

いい意味でも悪い意味でも

社会に、会社組織に

ショックを受けていることでしょう。

 

まあいいのです。

そこがその人の定住地では

ない可能性が高いので。

 

人生は始まったばかりだから

焦らずゆっくりと、ね。

 

ただ、僕も歳を召したのか

それなりに経験を積んだからか

楽しくも真剣に生きているからか

 

若い人の野砲図な考え方に

閉口する時も増えました。

 

オイ…と思うけども

いかんいかん、冷静に冷静に、と

アンガーをマネジメントする

そんな日々ですし

 

長男坊もそろそろ

こちら側へ仲間入りしては

僕ではないその部署の方に

同じような思いを

抱かせるでしょうから

 

お互い様だ、お互い様だ

と念仏のように繰り返しています。



 

さてさて、そんな初夏の日に

学生気分ってこれのことか、

と感じた一幕がありました。

 

学生の残酷な部分は、

未熟であろうが

成熟していようが

 

その期間でしか

そこに存在できない事

 

そして、毎年毎年

自分の立場が自動的に

上がっていくことを

 

自分の実力だと

勘違いしていること。

 

高等教育は公私関わらず

出荷産業であり、

 

止まらせることを

目的に設計されていません。

 

入ってきて欲しいけど

ちゃんと出ていってほしい。

 

学生気分というのは

「座っても成長することを

 信じてやまないマインド」

を指すんだなあと

 

ここ数年で

なんとなく理解できました。

 

試験をクリアすれば

成長の証がもらえるなんて

幸せなもんだなあと思います。

 

社会には問題集も無ければ

解答例がない問題が

山ほどあって

 

それが自然にできるように

なることはなく

 

目的を持って学習することで

体得するもので

 

ある程度経験を重ねると

問いを作る力がないと

そこからの成長は

絶望的になる。

 

それを全く理解していない

若者に出会うと

おじさんゾッとするのです。

 

怖いなあ怖いなあ

なんかやだなあ。

 

稲川淳二もびっくりの

怪談話です。

 

不自由だけど

自動的なアップステアの

生活から解き放たれた

僕たちは

 

自由という名の不便な世界で

もがきながら進むしか

生き抜く術はないのです。

 

そこに向き合うのか

いつまでも過去の栄光に縋りつき

思い出話に花を咲かせるのかを

決めることすら各々次第。

 

明日にはできるようになる

と、今日も今日とて

自分と向き合わず

目を閉じたとしても

 

その人の望むあり姿に

辿り着くことはありません。

 

挑戦して失敗して

情けない日々があって

泥に塗れて、悔しくて

酒や快楽に逃げた夜が

そこにあったとしても

 

もがきながらも

進むことを辞めずに

挑戦し続ければ

ちゃんとサバイブできる。

 

大学のそれと同じように

人生のカリキュラムは

自分で決めるものであり

 

誰かにとやかく言われるものでも

誰かの指揮命令に入るものでもない

 

自由に取り殺されないように

腹に力を入れて、

足を踏ん張って、

 

今日も前に。一歩前に。

 

そうすればわかります。

 

いかに自分が

「学生気分」だったか。


そしてその学生気分は

意識しないと

 

幾つになっても

抜けないものです。

 

三つ子の魂百まで。

恐ろしいものですね。