おはようございます。


ここ2ヶ月シャワーばかりなので

おそらく給湯器が驚いてるだろうな

と感じるよしけんです。

#家族が減ると負担が減るのは

#親だけじゃなく給湯器もなのか


さて、今朝は。先入観という話を。


アメリカのリーダーは

皆、体が引き締まっている。


太ってるやつは

それだけで怠惰と見なされて

仕事が回ってこないんだから

君もそのみっともない体を

何とかしなさい。


と、その昔、

丁寧に指摘された事がありますが


そうなるとドナルド・トランプは

どうなるんだ?と

今なら反論できます。


もちろん、先の理屈も

ある意味正解であり


実際に体が引き締まってる人の方が

そうじゃない僕よりも

体を鍛える習慣がついているので

努力の総量は多いのでしょう。


ただ、人ってのはイメージ先行で

色々考えがちです。


メガネをかけている人が

皆賢い、なんてことはないし


ルックスがいいから、

書く文字が綺麗とは限らない。


細身の女子だからと言って

食事は小盛りとは限らないし


高卒だから仕事ができないとか

大卒だから優秀だ、なんてのは

全てにおいて当てはまる事など

ありません。


しかし、一度ついたイメージは

そのうちその人にとっての常識になり

知らず知らずのうちに物差しとなってしまう。


適当に洗っても落ちない汚れのように

いったん着いたイメージは

そう簡単に拭えないもので、


意識して取り除くか

それより強い経験で塗り替えるか

しかないのかな、と思います。


なぜか。

それは僕自身がそうだったからです。


少しだけ話の毛色を変えますが

僕がまだ駆け出しの営業担当だったころ

BtoCの仕事に従事していました。




毎日毎日住宅街を出歩いては、

日照りの日も雨の日も

連日顧客を訪ね歩いてました。


お客さまとの話は楽しく

そこまで苦じゃなかったのですが


隣の芝生が青く見えたからか

単に偉そうなその態度が

鼻についたからか、


となりのBtoBの部署

いわゆる法人向け営業部署の

仕事っぷりがムカついて仕方なかった。


やれゴルフ、やれ接待、

社長たのんまっせ!

両手を擦り合わせながら

客の前ではヘコヘコし、


僕らの前では

『自分たちが頑張ったおかげで

 君たちがご飯食べれてるんだよ』と

言わんばかりの(人によっては口にしてた)

横柄で、居丈高な態度。


もうね、大嫌いでした。

出川哲朗さんばりに

こめかみを人差し指で叩きながら

『お前はバカか?』と言ってあげたい

(いや、実際に言ってたな。血気盛ん)

日々を送ってました。


それからというもの、

BtoBの営業は一生やりたくない

とさえ思った始末です。


しかし、時は流れ、

東京に出向してる時に、


これまで徹底的に避けてきた

その営業に従事することになりました。


当時の出向先のマネジャーに

『toCもtoBも一緒だよ。大丈夫』

と励まされながら、従事してましたが


やればやるほど、

なるほどそうか、確かに。

と理解できてきました。


そこに困ってる人がいて、

こちらがそれを解消できる

商品やサービスがあって、


そのすり合わせをするのは人同士。

なんら変わりがない。


接待や、ゴルフがなぜ大切か、

体験したら理解できるわけです。

こんなに効率的効果的な手法はない、と。


結局、当時の営業担当者に対するイメージが

めちゃくちゃ感じ悪かっただけだなぁと。


僕にでも十分できますやん。

そんなふうに体験を塗り替えた結果


今やBtoBの第一線の

責任者として従事しているわけです。


イメージというのは

本当に恐ろしいなぁと思いつつ


凝り固まったイメージは

ほぐせばいいんやな、と

今ではそう考えています。


このブログを書きながら、

ふと思ったのですが


toCとtoBの相違点と共通点

そこから導き出す営業、

的な資料でも作ろうかなぁと


ニーズがあれば、ですけどね。