おはようございます。


メガネをかけたまま寝てる妻を見て

あぁあれも彼女の一部なのだな、と

その凄さに敬服したよしけんです。

#zoffもowndaysも真っ青やな

#これも母の芸当なのだろうなぁ


さて、今朝は。

推進と拡散について。


我が子が卒業した

ラグビースクールで、

今年度も変わらずジュニアのコーチを

続けています。


我が子がきっかけで始めた

このボランティア。


我が子が居なくなれば、

大多数の親御さんは来なくなります。


それは学校のそれとおんなじで、

我が子を見に来てるわけですから

当たり前といえば当たり前のこと。


僕もそうしようかな、と迷いましたが

周りに何人も我が子が卒業した後に

コーチングを続けている方が

おられましたので、


まぁ試しに1年残ってみよか、

という軽い気持ちで

今年も従事しています。


メインのコーチングをしていただける方が

他におられますし、


そもそも僕はラグビーのコーチングではなく

チームビルドと人財育成に興味があるので


サポート役として、細々しい動きの

お手伝いをしています。


ある意味ゆっくり外から

子供達の個性を見ることが出来て

非常に興味深いです。


さて、我が子がいないフィールド

というのは、寂しい部分も多少ありますが

それより『スタッフとしての責任』だけしか

ないことが、ある意味気楽だなと思ってます。


そんな中で、子供達と接してて感じるのが

やはりラグビーを選んで頑張る子供は

『いい子が多い』ということです。


この、がんばる、がポイント

なんですが、


頑張らない、

もしくは、頑張れない子は


自我の目覚めが早いのか

親含む他人に強制させられてるのか

いつも散漫で、そして辞めていきます。


他方、小学校の時から将来を見据え

ハードワークしてきた子供達は、


そりゃ直向きに頑張るし、

そのプレーも凄いレベルです。


ただ、中等部で大切にしていることは

ルールやマナーを学ぶことだったり

『人として尊敬される人育て』

だったりしますので

上手けりゃいいってわけじゃない。


この辺の匙加減が難しいですし

この辺の認識がズレていると


いくら上手くても

単なるワガママな選手に育ってしまう。


親は皆、子供達が

そのグレードのトップレベルで

活躍する姿を夢見て応援してますから


そちらの気持ちも過分に

(本当に過分に!)わかるんですが


コーチサイド、人財育成サイドから

見ていると、


いくら美味いプレーヤーでも

やれコーチが苦手だの、

やれ自分の好きなポジションで

試合に出られないだの


学校の部活では言わないような、

やりたい事をさせてもらえないという

不平不満を、


口には出さねど、態度で出す選手もいて。


うーむ、やはり指導ってのは

難しいなぁと思うのです。


良い選手、上手い選手を

沢山世の中に出したほうが

そりゃ先に進むかもしれませんが


人の良い選手、愛される選手を

育てた方が、裾野が広がるわけで。


勝利至上主義が悪いとまでは

言いかねますけども、


やはり勝つことだけへの

フォーカスはあまりよろしくはない。

(中体連でやってるんだから)


切磋琢磨させて、勝利を求め、

トップ選手をコンスタントに輩出する

推進型の組織もあるでしょうし


競技への愛着を増幅させ

知恵を使って楽しんで、

いつまでもラグビーを好きな選手を作る

いわば拡散型の組織だってあるでしょう。


だからこそ今の組織体が、

推進型・拡散型どちらを標榜すべきか

すり合わせは必要だなぁと


改めて感じたよしけんなのでした。


どちらかに全振りだと

面白くないという子供(や親)も)増えるので

さじ加減大切ですけどね。