おはようございます。

 

今朝は、人事部長が顧客先の

学長に訪問するときに

散歩中に偶然居合わせて

そのまま商談に巻き込まれる夢で

目が覚めたよしけんこと

令和版ワーカホリックです。

#ホントやめて

#プリンとかそういう夢にして

 

さて、今朝は。

ポータブルスキルについて。

 

この言葉は、主にビジネスシーンで

よく使われるものなのですが、

 

大まかに意味はこんな感じ。

===

職種の専門性以外に、

業種や職種が変わっても

持ち運びができる職務遂行上の

スキルのこと

===

 

仕事において、専門性が高い範囲を

テクニカルスキルと呼ぶように、

 

例えば、マネジメントだったり

課題設定力だったり、

情報収集力だったり、

交渉力だったり、

文書・資料作成能力だったり

プレゼン能力だったり。

 

ただ、今日のポータブルスキルの話は

ビジネスのそれではなくて、

 

双子のラグビーの変遷を見てて

ふと感じたことを雑記したいと思います。

 

小3から競技を始めた彼らですが

ミニは7人制から始まり

5年からは9人制に移行。

 

いずれもハーフコートで行います。

7人制から9人制に

移行した後は、

 

いかにパスラグビーが出来るかが

カギとなって行くのですが、

 

え?小学生?というほどに

得体の選手がいると、

 

その人がどーーーーんと

ぶつかってきてトライを量産する

ケースもありますので、

ラグビーっぽくもあり

ラグビーっぽくもなし、です。




 

中学生になると、フルコートで

12人制に移行します。

 

こうなると一気にラグビーっぽく

なるのですが、

 

12人というのは、

ラグビーユニオン(15人制)から

3人抜いたもの、と捉えると間違いで

 

実は、7人制に5人足したもの、

と捉える方がしっくりくる。

 

つまり、構造体でのラグビーではなく

ラグビーボールを使った

ボールゲームの様相が強いのです。

 

1発のサインプレーだったり

走力さえあればぶち抜けたり、

 

他方、フォワードに求められるのは

ラックサイドスキルよりも、

半永久的に走り回るスキル。

 

前5人はいわばフランカーと

同じような仕事を延々と求められます。

 

それはそれで面白いのですが、

これがユニオンになると、

マインドセットを置き換えないと

全く歯が立たないのです。

 

ミニから12人制、ユニオンと

移行した時に持っていける

「ポータブルスキル」は

沢山ありまして、

 

実はそれがないと、

さらにユニオンでは苦労するのですが

 

パス、キャッチ、キックは無論

タックルスキルも大切です。

 

しかし、それだけでは十分条件では

全くないのです。



高校ラグビーとプロラグビーでも

若干ルールが違うように、

 

実は、彼らはまだ本当の意味で

ラグビーユニオンデビューを

果たしていません。

 

その局面、局面で

学んで磨いたスキルを

持ってあがりつつ、

 

その場で新たな知識を

学ぶ必要があるのです。

 

子供達を通して、

各グレードのラグビーを見た上で

最近特に感じるのは

 

15人制ラグビーって

めっちゃ面白い、というもの。

 

サッカーで言う「崩し」や

野球でいう「配球と守備位置」のような

戦略が、彼らのプレーには

沢山隠れています。

 

アメフト選手が

乱数表でサインを把握するのも

すごい芸当ですが

 

ラガー達のそれもなかなかに

すごいものです。

 

うちの子供達も、いよいよ

戦略としてのラグビーを

学ぶ局面になったなあと

 

この前の合宿でのプレーを

見て感じました。

 

つまり、ポータブルスキル

だけに頼って磨くのではなく

 

新たなスキルを手に入れつつ

スポーツの構造体を理解すべき。

 

それが出来れば

より良い未来が彼らに

訪れるでしょう。

 

それにしても、たった3年

(正確に言えば2年ちょっと)で

理解度を上げないと

いけないのですから

 

向学習慣がないと、苦労しますね…

賢い一流プレイヤーが

少なくないのも理解できます。



だからこそ、、君たちよ。

学んで伸ばしてくれよ。


漠然とプレーしても、

そこには、未来がないぞー。


そうやって東の空に

念を飛ばすよしけんなのでした。