おはようございます。

 

熱燗って、熱した時点で

アルコールが飛んでるので

実はこれが一番

飲みやすいのでは?と

最近感じているよしけんです。

#お猪口でちびちび

#乙なもんですな

 

さて、今朝は。

単純化、という話を。

 

伝えているつもりでも

相手に伝わっていなければ

伝えていないも同然だ。

 

営業だったり、

プレゼンだったり、

話して伝える仕事に従事して、

真摯に向き合っている人は

 

必ず反省し、

心に刻むであろうセリフです。

 

伝え手側の伝えたいことは

聞き手の知識や努力次第で

伝わり方が変わるのですが

 

それ以上に、

相手を聴く気にさせるか否かが

重要でして、

 

例えば1on1で対峙しても

自分だけが気持ちいい状態であれば

話は伝わりません。

 

相手の言葉や思想に沿って

伝える方が得策だ、と

昔から思っていますが、

 

どうすれば伝わるかは、

 

相手の趣味嗜好や、

論理立てのクセなどを

聴く態度から

ある程度分析する他ない

そこそこ難しいものです。

 

芸人さんが、引退して

トップセーラーになったり

 

トップセーラーが

結婚式で落語家になることを

宣言して、今や笑点に出てたり

するのは

 

伝え方、を大切にしている

証拠なんだと思います。

 

どうすれば聴いてくれるのか

どうすれば振り向いてくれるのか

どうすれば興味を持ってもらえるのか

 

日々、考えて試して、

その結果から分析して次に活かす。

 

そんなルーティンを

取り続けて23年目の春を

迎えそうです。

 

では、

伝える力を鍛えるためには

何が必要か。

 

それは、伝えたい、

伝わらないと悔しいという

マインドセット。

 

テクニックはマインドがないと

使いこなせません。

 

様々な講師が同音異口で

話しておられますが、

やり方の前に、あり方が大切。

 

伝わらないことに対して

自分の責任と思えるか否か

 

伝わらないことが例え

相手の努力不足、知識不足

であったとしても、

自責として捉えることが出来るか。

 

そこがポイントだと

僕は思っています。

 

僕は話を単純化するために、

よく例え話を使います。

 

その例え話も、出来るかぎり

身近にあるものだったり

たくさんの人が使っているものを

活用しています。

 

予算、お金の話をするときは

小さい単位で話します。

 

1億の予算感であっても

100円や1,000円に例えて

言い換えて話します。

 

そうすることで、

伝えたい相手の頭の中が

単純化されて、

 

なるほど、この人は

ちゃんと伝えようと

努力してくれているな、

と認識いただき、

相手のガードが下がります。

 

そして、そこで初めて

質問が出始めるのです。

 

この人に聴きたいな。

 

この人にこんな事を聞いたら

なんて返ってくる?

 

この事象のここがわかりにくいから

この人に聴いておこう。

 

いろんな感情はあれど、

聴きたいベクトルが僕に向きます。

 

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つまり、

伝えたい内容を伝える、

のではなく、

 

この人は聞き手に一所懸命に考えて

伝えようとしてくれているんだ、

と思ってもらうことが

 

伝える力、と言えるでしょう。

 

伝えたい、のであれば

この人から、あれこれ聴きたい

という環境を作ることで

一気に解消するんですよね。

 

お客さま相手でも、

ビジネスパートナーにも

プライベートのパートナーにも

親子供にも、

同じ事が言えると思いますよ。

 

つまり、聴く耳を持たない人に

一方的にまくしたてても

効果はないという事です。

 

話を聴いてくれないのではなく

聞き手は話し手に興味がないだけ。

 

自分の妻を見ていると、

その事がよくわかります。笑

 

おあとがよろしいようで。