おはようございます。
休肝日のありがたさが
身にしみる年齢になった
よしけんです。
#今週もフル稼働
さて、今朝は。
安全地帯からの声、という話を。
確か、G戦場ヘブンズドアという
かなりニッチな漫画で
書かれていたセリフなのですが、
「今の彼には、安全地帯から発された
あなたたちの声は届かない」
というフレーズが、やけに心に残っています。
初めて触れたのは10数年前で、
その言葉はさっき聞いたかのように
今も、僕の胸に響いています。
パンがなければケーキを食べればいいのよ。
という有名な言葉がありますが
相手を思った一言も
相手の現状を知らなければ
とんでもない皮肉になる、
という意味ですよね、これ。
まさに、
安全地帯から発せられた言葉。
三現主義という
「現場・現物・現実」主義を
僕は大切にしていますが、
それをせずに、自身の乏しい
(本当に乏しい)経験のみで
勝手なシナリオを書いて
ぬくぬくとした会議室から
発せられた言葉で
現場の人間はどんだけ傷ついて
どんだけ怒りを覚えたか。
安全地帯からの言葉は
届かないどころか
間違った意味で届き
愛想を尽かされまくる。
そんな現場を何度も何度も
見てきましたし、
僕自身、今でも月に何度か
その事を痛感します。
知らないから幸せなんだな
この人(人々)は
と、薄寒い目でいつも見ています。
もう一ついうならば、
「もしかしてそっち側を経験した事ない
とでも思ってるのかしら」
と、僕は思うんです。
現場から遠く離れたところで
日々、現場のことを知って考えるのは
本当に至極難しいこと。
その事実を知っているのは
やったことがあるからで
そんな本社の声に耳を傾けて
もらうためには
いかに自分が現場に赴き、
現場職員と同じ目線で議論し
仕事し、合意する点を
見出していくのが肝心なんです。
その経験をしてきたことは
無論対峙する相手には
すぐには伝わりませんが、
経験者の僕は知っています。
君たちが考えている仕事というのは
貴族の遊びにしか過ぎず
現場で血を流す人々にとって
なんの特効薬にもなりゃしないと。
現場で戦う人たちは
心を込めて、心を尽くして
助かってるよありがとう
と態度で示すことができれば
みな、喜んで動いてくれるのに。
ふんぞり帰って、高みの見物し
「君たちはバカなのか?」と
居丈高に振る舞われれば
振る舞われるほどに
現場の心は凍てつき、
何一つ聞く耳を持たなくなるのに。
心亡いと書いて忙しい
という意味が、彼らを見ていると
本当に腑に落ちますし
それと同時に。それ以上に。
可哀想だなあとも思います。
両足でしっかりスタンスできるほど
平衡が取れた安全地帯な環境を
自分たちが危険な状態から
救ってあげていると誤認し
感謝しろ、と無粋を撒き散らす
そんな様子を見ては
なんのために生きてるの?
誰の幸せを願ってるの?
それって楽しいの?
そんなことするために
生まれてきたの?
という言葉が頭に浮かぶんです。
でも仕方ない。
僕のような
「生きることの安全地帯で生きる人」
から発せられた言葉は
きっと
「危険な人生と気づかず生きる」
彼らの耳に届くことは
永遠にないだろうから。
まあいいや。
立体的には、ねじれの位置関係だが
仕事上平面に位置しているように見え、
壁に見えているだけで
元来、僕の人生には
1nmも関係しない人々だもんな。
そっちで勝手にやっててください。
