おはようございます。


長男と在り方について議論し、

ゴッリゴリに詰めたよしけんこと

大人気ないおっさんです。

#息子よまだまだだな

#いい論客になれよ


さて、今朝は。

読書について、今一度。

という話を。


単純に人付き合いが

幼い頃から苦手な人間だったので、


男の子たちが外で遊んでいる最中、

僕は図書室で本を読む子供でした。


母親が幼い頃から

絵本を読み聞かせしてくれてた影響か?

とも思いましたが


同じように育てた妹は

天真爛漫に草の香りを漂わせて

カエルやバッタやダンゴムシを

捕まえて遊ぶのが好きでしたので


おそらく単純な個体差だろうと

思ってます。


本というのは、

『こちらの介入する余地』がある

エンタメだと思ってまして、


そこに出てくる登場人物の声や顔、

そのシーンの匂い、たとえば

スポーツのシーンであれば


体育館の匂いや、夏のグランドの暑さ、

朝練の時に遠くに鳴く鳥の声だったりを

自分で思い浮かべながら読むことができて


目の前に自分が思い描く空間に

どっぷり浸かって楽しむことができる。


脱兎のごとく走り去った、と

書いてあれば


どんなスピードなのか、どんな表情なのか

おそらく人それぞれ思い浮かべるものは

違うはずです。


この、脳内補完する、という作業が

日常に豊かさを与えるし

コミュニケーションにも拡がりを与えるし

思考にも『アソビ』を授けてくれると

思っています。


また、本というのは、

それ一冊を読むことで、

たくさんの人間と対話することになります。


有象無象の集まるパーティーで

自分に相応しい出会いを求めることの

難度は非常に高いですが


本の場合は題名と表紙に情報があります

めくると簡単な解説が書いてたり

レビューまで教えてくれたり

書店員が見所を展示してたりして


いわば、会いたい人に簡単に会えるツール

やったことないからわかりませんが

マッチングアプリよりも簡単に

あなたに必要な人と出会える代物です。


僕たちの人生というのは

出会った人の数で変わると

よく言いますが


それを1日数分だけでも

好きな時間に出会えるという

素晴らしいツールだなぁと

日々感心しています。


迷える若手メンバーから

どうしたら成長するのかを

聞かれた時に、


小手先の手段だけではなくて

本を読むことを強く勧めます。


僕らの思考がいかに

都合のように一方向に偏らされているか

それを知るきっかけになるからです。


僕らの当たり前というのは

自分の経験則に準じた

偏見のコレクションでしかないわけで


見えている世界と

見ている世界の違いを

気付けるかどうかで


全く違った生き方が

出来るようになります。


僕も今は少しずつしか本を読めてませんが

これからもこの習慣は

永遠に続けていこうと思ってます。


本を読むから功を成すかはわからない

でも、功を成す人は、皆本を読んでいる。