おはようございます。

 

気合い入れて散髪した結果

体感マイナス2℃のよしけんです。

#頭スッキリ

#耳ヅキヅキ

 

さて、今朝は。

自分の力不足を改めて知る

という話を。

 

少し前に、久々に研修の講師を

行うことが決まった、と

このブログで書いてましたが

その後日談になります。

 

実際に先週末、希望を頂いた

会社まで赴きました。

 

僕にも若干ゆかりのある会社で

共通の知り合いも複数名居まして

おーお久しぶり的な話もしつつ

そうかこことのコラボもあるよね

的なアイディアも浮かべつつ

 

今や立派になった事務局のTくんに

高級なお弁当をご馳走になりつつ

講義開始の時間を待っていました。

 

無論ウィークデイ、

通常業務が動いている状態ですので

ひっきりなしに様々な連絡や

相談が届きますが

 

返すべきを返し、

お詫びすべきをお詫びしつつ

明日締め切りの資料を

ちょこちょこ作りながら

講義開始を別室で待ちます。

 

ノマドワーカーという言葉が

あるように、PCさえあれば

仕事はどこでもできるなあと

思いつつ

 

そんな仕事って、実は仕事とは

言えないのではないか?

など哲学的な事を考えつつ

 

「時間です」と声がかけられた時は

絶賛別の仕事中で、あたふたと

研修会場に向かいました。



 

受講者は事務局など含め20名前後。

午前中から続く研修の

昼からのパートとして

登壇させてもらいました。

 

受講者は20代〜30代前半の

若手有望株と目されている方で

 

その質問一つ一つが

いかにも現場で頑張ってます!

という熱意が伝わってきて

返答する僕も力が入ります。

 

講義内容は、

関心がある部分と

そうじゃない部分で

明確にリアクションが分かれ

 

コンテンツの作り込みが

悪かったなあと反省。

 

去年の誕生日、

女子大で講義した時の

スライドを準用したのですが

 

話しながら「あれ、これもうすでに

遅い話してるぞ」と。

 

テクノロジーの進化の速さに

話し手も焦ってしまった一面でした。

 

それ以外は概ね理想的な

予想通りのリアクションだったので

講義としては65点、といった

ところでしょうか。

 

これじゃ飯は食えないなあ、

やはり勢い余ってコンサルやろう

って退職しなくてよかったなと

苦笑いした次第です。笑



さて、その研修で

最も失敗したなあと思ったことが

あります。

 

僕の使命はエンパワーメントで

珠玉の社員の皆様を

後ろから押してあげることを

目的として招かれたのですが

 

ただ一人、4時間半、

一度も起きて聞いてくれなかった

受講者がいたんです。

 

これまで、どんな説明会でも

どんな研修でも、そんな人は

誰一人いませんでした。

 

これは結構ショックでした。

もちろん自分の講義レベルの

低さに起因したもの。

 

選抜研修を受ける

モチベーションの高低の幅を

完全に見誤ったものでした。

 

無論、義務教育でもないので

下の方に合わせた学習要項なんて

展開するつもりはないですが

何かできなかったのかなあ、と。

 

叱責してもいいし、

声をかけてもいいし、

グループ討議の際に

発表者として指名しても良かった。

 

ただ、個人的な感情で、

彼を研修の「スコープ外」に

してしまったのは

 

僕の狭い心、人間性の

問題だなあと。。

 

こちらとしても腹立たしかったのは

正直なところで。

 

時間割いて皆集まってきているのに

何してんのかな?と

 

参加した皆さんもそうですが、

僕も「時間を割いて」

資料を作り、訪問し講義してるわけで。

 

しかも、無償提供です。

(正確には自社の手弁当で訪問)

 

彼個人は無論、

彼が所属する法人だったり

その状態を見逃す人々の評価まで

一緒に落としてしまう。

 

その後の懇親会で、

なぜそんな状態だったかを

事務局から指導されたそうですが

「所詮研修なので」との

リアクションだった、と

後に聞かされました。

 

十人十色、ダイバシティ、

いろんな感想があって然り。

 

でも、僕の力不足は

所詮研修、という枠から

抜け出せず、

 

受講者側のあまりの態度に

腹を立てその状況を

他責と考えてしまった事。

 

講師として、向いてないなあと

改めて実感したのです。

 

今後、研修講師を

一つの業にしようと

思っているところでしたので

 

自分の持つコンテンツの強さと

同じくらいに

 

自分の甘さ、不十分さを

勉強できた、いい時間でした。

 

最後に、おそらくこの

ブログを読んてるであろう

Tくんへ。

 

このような経験をさせて頂き

本当にありがとうございました。

 

その後の懇親会でも

いろんな話を耳に出来て

御社のもがきながらも

強くなろう、発展しようと

動いている様子が

とても刺激になりました。

 

今度、こちらの仕事で

コラボを画策していきますので

その折はまたご協力ください。

また鉄火巻きPartyやりましょう。

 

まあ、それにしても。

 

いつもと違った経験が出来て

ひんだれっしもた

(宮崎弁でとても疲れた、の意味)

よしけんでした。