おはようございます。


春眠暁を覚えずとは、

未明に目が覚める事を

指してるのだろうか?と

朝方トイレで思うよしけんです。

#そこから二度寝するから

#寝坊してしまう


さて、今朝は。

抱えているものを手放すこと、

という話を。


僕が初めて会社を辞めようと

真剣に考え始めたのは


このブログを書き始める少し前の

単身赴任を初めて少しした頃。

もう7年も前になります。


そこからもがき苦しむこと

5年ほど過ごすのですが


その時に気づいたのが、

『自分の将来を阻むために

 引っ張ろうとする手が自分のものだった』

ことと、


『何かを手放さない限り

 あらたな未来は手に入らない』

ということでした。


振り返ると人間というのは

たくさんのターニングポイントに

遭遇するわけですが


渦中ではそんな事に気付く事が

困難なんですよね。


あぁ今思うと、この選択が

後々のアレを決めていたんだ、

というのは


試験を終えて、

答え合わせをする時のように

後々にわかるものです。


さて、先に挙げた2点は

実は割と連動してるもので


現場の阻害要因は

自分の思い込みだったから

試しにやってみた/辞めてみたら

うまく行った。


みたいな事は、ままある事でして。


先日も、とある現場で

同じような事がありました。



キーマン、この単語も

よく耳にするものですが


カギというのは、鍵穴がわからないと

無用の長物となります。


使う場所と、使うものが

合わなければ、


そのカギは回る事がありません。


キーマンの見立て違いというのは

ビジネスの現場において


しばしば起きてしまうことです。


キーマン=〇〇という仕事を

こなせると見込んだ人と

見込んだ体制側は思って

それを伝えたとしても


キーマン側からしたら

その鍵穴に合わない可能性もあるし


鍵穴に合うと周りがわかっていても

その仕事を頑なに履行しない事もあって

組織運営の難しさを痛感するのですが


長年の経験を踏まえて考えると

そのカギは『今開けられない』もので

違うカギが必要になる事がほとんど。


だから、そのカギに固執するのではなく

一旦手放してみよう、というのが

好ましい状態かと思っています。


いくらこちらが期待したとて、

その人の人生ににとって

重要ではない事にカウントしてる内容は

こちらの期待値どころか

最低必要値すら超えてきませんので。


とある会社で、キーマンを

手放す決心をし、その話をキーマンにしたら


新たな人材候補がすぐ現れ

その人がこれまでのお困りごとを

確実に改善してくれる要素を

持ち合わせていた、


という話を聞いて、


やはり、手放す、というのは

とても大切な事だなぁと


改めて感じたよしけんなのでした。