おはようございます。


会社で海外赴任したいですか?

という質問を受けたのですが


パスポート持ってないので

結構ですと返答して

その場の空気が凍りついたよしけんです。

#渡航歴ゼロ

#今後も今のところ行く予定なし

#世界は広いだろね


さて、今朝は。

勝つ事と楽しむ事というテーマです。


ジュニアスポーツ界隈では

勝利至上主義は悪である。

という話が最近特に目立ってますね。


勝ち負けは単なる結果であり

それよりも楽しさを感じてもらうべく

チーム作りすべきだ、というもの。


行き過ぎた厳しい指導は

選手の自主性を奪い

結果その競技を嫌いになり辞めていく

恐れがあるから、というのが

主な理由かと思います。


確かに部活動の指導者の中には

いまだに昭和フレイバーを

過分に残した指導をされている人が

おられるようで


毎年どこかの何かの種目で

暴力沙汰がピックされては

更迭の憂目に遭っています。


当事者同士の信頼関係が

いくらそこに存在していたとはいえ

ましてや、親御さんも賛同していた

とはいえ。


関係ない他人が、それを見て

不快に思えば


環境型ハラスメントと認定され

処罰の対象になる世の中ですから


暴力というのは、

今後のスポーツ界として

どんな局面であっても

決して許されるものではないでしょうね。


しかし、勝利至上主義=暴力的だ

と繋がるのは、些か思慮浅い事だと

僕はずっと思っています。


勝てなくてヘラヘラ笑ってるのは

正しいのでしょうか。



さて。


スポーツ、というのは、

元来、楽しいことを指します。


テレビゲームも、今は

e-sportsとして認知されているように


サッカーや野球、ラグビーなどの

ライバルは別の球技ではなくて


テレビゲームや、カードゲーム、

囲碁将棋などもエントリーします。

#クイズ王決定戦もそう


ここで、知って欲しいのが

確実に勝敗をつけている、という点であり


その勝敗に人々は熱狂する。

勝てば自分のことのように喜ぶし

負ければ励まし支えて、次のゲームに臨む。


勝ちと負けというのは、

どんな世界でも絶対に

明確に区分されるわけです。


勝つために相手を憎む、

という行き過ぎた感覚は

間違っているのでしょうが


勝利至上主義、

勝つから楽しいという感覚は

老若男女あながち間違っていないと


ジュニアスポーツに携わって

感じているところです。


もちろん。

ことラグビーにおいては

倒れ方や姿勢などの

基礎技術を落とし込むことで


未然に怪我が防げるし

選手の寿命は長くなります。


いわゆる逆ヘッドのタックルは、

小さい頃からトレーニングをすることで

防げる可能性は高まります。


勝つために人を犠牲にするような

指導者は許されないし


選手が勝ちたくもないのに

コーチや監督だけが

お前らはダメだ、と言うのも

完全な間違いです。


しかし、勝つ事を求める子供達に

コミットして、勝たせる道筋を作るために

厳しい練習を行うのは


僕は全く間違いではないと

思っていますし


出来ていないことへ

厳しく叱責されたとしても

それは仕方ないことだと思います。


そして、

自分の子供が試合に出て

活躍する場を見たい、

と言う親心を叶える措置も

並行して行うためにも


実力やる気でチームを分割して、

グレード別に試合を組むのは

何ら悪いことではないわけです。


勝った方が楽しい、

勝ちたい、と誰が思っているか。


その前提が勝利至上主義の議論に

抜け落ちていると僕は常々思います。


勝ちたいから、

その先生から指導を受けたいと

人生を賭けてその学校を選ぶ

子供や家族もいるでしょう。


部活中の暴力なんて、

世の中に蔓延る理不尽な

クレーマーに比べたら

容易いものだ、と考える

親御さんもおられることでしょう。


しかし、暴力は完全にアウトという理解と

勝利至上主義をイコールで結んでしまう

考え方は、完全にミスリード。


僕は子供達を勝たせてあげたい。

勝負に向き合える子供達を育成したい。


それが、いい大人になるための

大切な条件なんじゃないか、と

感じてやまないのです。


リスペクトした相手と真剣に勝負する。

勝って学び、負けて学ぶ。


遊びであっても勝負があり

勝負の中でしか学べないものも

必ずあると感じているよしけんでした。