おはようございます。
痩せ我慢の反対語は
デブ大暴れと聞いて喜ぶよしけんです。
#確かタイムマシーン3号
さて、今朝は。
この前ふと見かけた場面に
考えさせられた話をご紹介。
久々に雪に見舞われた街、
翌朝まで奈良の住宅地には
たくさん雪が残ってました。
薄らと斜面に積もった雪が
雪山みたいだなぁと驚きつつ、
交差点に差し掛かりました。
おぼつかない足元、
そろりそろりと歩く制服姿の
お兄さん、お姉さん。
時間を見ると8:00過ぎ。
中学生くらいかな?
目の前のプリウスが少し前へ動き、
ウインカー通り左折始めたと思ったら
ピタッと停まりました。
見ると、少し離れたところに
メガネをかけた、猫背の
どちらかというと制服に着られているような
男の子が横断歩道を渡ろうとしている。
とぼとぼと歩く少し眠そうな彼に気付き
プリウスの運転手は
ブレーキを踏んだみたいです。
するとその少年も顔をあげて、
はっとした表情とともに、
横断歩道の前で足を止めて、
どうぞ、と右手を上げたのです。
2度3度右手が動いたあと、
大きく頭を下げて、
小走りで渡って行きました。
知らない人同士の譲り合いなんて、
なかなか見る事が出来ない。
虹や満月より見る事が
少なくなったように思います。
凄く得した気分で、
こっちまで清々しい気持ちになりつつ
目的地を目指しました。
丘を越え、谷を降り、
川沿いのバイパスに出て
おしゃれなスターバックスを右折。
行きたくは無いけど
会社は近づいてきます。
一級河川沿いの二車線道路を
いそいそと進んでいくと、
いつもと違う場所で、
車の流れが滞ってました。
あれ、珍しい。事故かな?
数台先に停まる車の先を見ると、
そこは無信号の横断歩道。
制服姿の男女が
ぞろぞろと歩く列が出来てました。
彼らの制服の着こなしから見ると
恐らく高校生。
ただ、どうだろう。
青春真っ只中だからか、
車道に並ぶ車の列に
一切目を向けず、気にする事もなく、
低速でダラダラと歩いていく。
この世は
自分たち以外には誰もいない世界だと
勘違いしてるかのように。
時間にして45秒くらいかな。
それでもまだ良かったのは
クラクションを鳴らすドライバーが
存在してなかったこと。
大人がちゃんと大人として
見送れたのは、
同じ大人としても安心しました。
中学生と高校生の違いかな?
と考えながらハンドルを握るが、
いや違うな、と思い直す。
これが、集団意識というやつか、と。
高校生の彼らも
一人一人に個性があり、
メガネの中学生のように
時には道を譲り、小走りで走る子も
いるんだろう。
ただ、あの場でそれをすると
悪目立ちするからな、
いい子ぶるなよなんて言われた日にゃ
しんどくなるもんな。
正しさとは、
事象に対峙した時の環境によって
変わってしまうものだから。
気を使う、空気を読む、忖度。
日本の美徳と思われるこれらの文化は、
時として、善とはあらぬ方向に
連れて行く時もあるから。
自分は間違ってると思ってるけど、
その間違ったことを
し続けないといけない。
という環境は、
かなり危険だ、ということ。
学校、会社、仕事、パートナー、家庭。
常識や空気は2人以上の人間により作られて、
3人以上となれば、
多数決が始まるからです。
いい一日は、
抱いた違和感を可視化する
ところから始まるのだろうなと
改めて思いました。
