おはようございます。
今日は久々の読書感想文です。

選択する、って
ちゃんと意味があったんだと。

興味深いですね。

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喜多川さんが2012年に書いた作品。
【スタートライン】を読了しました。

実はこの本、買ってから
長いこと積ん読になってました。
(読まずに寝かしてました)

つい最近、何気なく手にとって。
あぁなるほど。
今だっんたんだなぁ、読むの。
と、感じました。不思議ですね。

心が軽くなった今だからこそ。
この本が真っ直ぐな気持ちで
読めたような気がしてます。

さて、内容と感想を、っと。

2人の若者の恋愛を軸に、
生きるとは、可能性とは何か。
そんなことがしっかり書かれてる本でした。

人を愛すること。
みずみずしい表現が至る所に
散りばめられ、読んでて
甘酸っぱいドキドキを感じました。

昔を思い出したりね。
放課後の学校とか。通学路とか。
初めてできた彼女とか。
(僕だって恋したことありますから!)

途中、主人公の1人の元彼女が
出てくるのですが。

僕は
当時の彼女(年上)に
同じこと言ったなぁと思いました。

安定した会社に入り、
堅実に働くことだけが、
僕の人生であり、幸せと
疑っていなかったから。

結局そんな堅物な僕は
愛想つかされて振られました。

可能性、とか。
未来とか夢とか。
そんなもの持ってない。
就職することがゴールだった僕。

当時、歌手になりたいと言ってた彼女。
とてもじゃないけど受け入れられなかった。

何でそんな不安定なものを志すの?
夢で飯が食えるの?
もっと現実見なよ。
本気でそう思ってました。

つまり。
日本国家にとっての優等生。
働きアリ予備軍になってました。

話を物語に戻します。

この作品の面白いところは、
同じ時間軸を
主人公の男女の視点で
覗けるところ。

少しの、ほんの少しの掛け違えで、
結ばれなかった高校の時の彼ら。

でも、実は。
それは2人にとって必要なすれ違いだった。
そして、5年後の可能性は想像を
遥かに超えるものだなぁと
改めて実感しました。

大人になるって何だろう。
そうお思いの方。

最近子供にパートナーができたみたい、
と少し不安な親御さん。

この作品を
ぜひ、手にとってみてください。

誰しもが経験した学校という
不思議な空間で織りなされた経験を
鮮やかに思い出させてくれますから。