ヨチヨチ歩きだったあの子が、

一人でスタスタと歩き。

足し算引き算で苦労してたあの子が、

連立方程式を解き、図形の証明をする。

体が弱く、風邪になる事が多かったあの子が、

熱が出ることの方が珍しいくらいに、
強くなりました。

小麦色に焼けて、
野山を走り回ってたあの子も、

今では、美白に気をかけて、
おしとやかに笑う淑女になりました。

心臓に後遺症が残るかも、と
いう病気に罹患したあの子も、

ラグビーに打ち込んで、
ドロドロになりながら走り回ってます。

中学時代、バスケに打ち込んだあの子。

就職活動の末、ある会社に内定しました。

人は生まれてからずっと。

成長を続ける可能性の生き物です。

彼ら彼女らに負けじと。
僕も成長し続けなくては。

そう強く感じた、春の朝でした。