ボ二ー&クライド「俺たちに明日はない」のテーマ曲
アール・スクラッグスの「フォギーマウンテン・ブレイクダウン」
の軽快なバンジョーとバイオリンが耳に残ってますが
そのブルーグラス・ミューージック界で
日本にも本場で認められたバンドがあり
久々の再結成とのことで、
ブルーグラス45のコンサートへ行ってきました。
フラットマンドリン、5弦バンジョー、フィドル(バイオリン)、
ギター2人、ウッドベースの6人
オーセンティックなブルーグラスの楽器編成のバンドです。
それぞれの楽器の織り成すインストルメンツは、
熟練技名人芸のようにこなれ圧倒されます。
これぞブルーグラスの土臭さいっぱい。
ジョッシュ大塚さんのブルーグラス特有のドライブ感と、
コブシのあるボーカル、使い込んだマーティンの
アコースティック・ギターの演奏技術には舌をまきました。
それとそこは、関西人のユーモア溢れるトークも
炸裂し楽しさも満載でした。
キングストン・トリオの「500マイル」、
スリー・ドッグ・ナイトの「喜びの世界」、
サイモン&ガーファンケルの「明日に架ける橋」
クリーデンス・クリアウオーター・リバイバルの
「プラウド・メアリー」
ビートルズの「ヘイジュード」
ジャズのデーブブルーベック・カルテットの「テイク・ファイブ」
この曲はジャズでもシンコペーションのリズム曲として
有名でブルーグラス・ミュージックがシンコペーション
させるリズムが特徴なので凄い選曲です。
次から次へ大好きな曲のオンパレードです。
名シェフがどんな食材を使っても美味しい料理に
仕上げてしまうのと同じで、
オリーブオイルとニンニク効かせれば
イタリアンみたくどんな曲もブルーグラスに
なってしまうからあら不思議。
モーツアルトもブルーグラスになってしまうなんて
愉快でたまりません。
オリジナル曲には、フラットマンドリン担当の大塚さん
が作曲された美しい曲がありソロアルバムがアメリカで
発売されているそうです。
昔「じゃじゃ馬億万長者」と言うアメリカ
のテレビ番組がありました。
アメリカの中西部の田舎が舞台で突然
家の庭から石油が出てきて億万長者になって
しまった家族のドタバタコメディー。
それのテーマソングがブルーグラスで、
何とこの曲がブルーグラスで初めて
カントリー・チャートでなくビルボード誌とキャッシュ・ボックス誌
の本チャートで1位に輝いた曲です、と5弦バンジョー担当の
渡辺さんが解説してくれました。
アメリカやなあ、庭から石油が出る今なら
シェル・ガスがでったって感じですかね。
再結成されたブルーグラス45は、友情と絆に結ばれた
暖かいハーモニーがバックボーンに流れる
ブルーグラスのジャンルを超えた
都会的な洗練されたクロスオーバー・バンドです。
神戸元町に昔「ロストシティ」と言う
ブルーグラスやモダンフォークをライブでもやっていた
喫茶店がありました。
ここを根城に結成されたのが、ブルーグラス45です。
まだビートルズの出現前でロックではプレスリー全盛時ですね。
日本のアマチュアバンドは、ブルーグラスかモダンフォーク、
かハワイアンかジャズかのいずれかの時代でした。
この後少したちあのベンチャーズのテケテケ・サウンドで
空前のエレキ時代に突入するのですが・・・
大学の軽音楽部やアメリカ民謡研究会とかで幾多の
バンドが誕生していました。
フォーククルセーダーズ、五つの赤い風船、
ダボーズ・・・
神戸、関西学院、桃山学院の混成メンバーの
ブルーグラス45はアマチュアバンドの草分け
ブルーグラス分けだ。
以外と知らない人が多いのですが
毎年夏にお隣の三田市でブルーグラス・フェスティバルが
開催されてます。
ブルーグラスとカントリーのショップ「BOM SERVICE」があるので
宝塚はブルーグラス・ミュージックの聖地でも
あるかもしれません。
