先日、地元の中小企業診断士協会主催で「事業承継研究会」がありました。
私も銀行時代に、何社かの事業承継案件に携わっていて、なんとなくの理論はわかっているのですが、どれも曖昧なままです。
今回は、実際の事例をもとに、診断士の方たちが討議をする形です。研究会はオンラインだったのですが、実際のアナログの会議となんら変わりはありませんでした。
話の内容には、ついていけないこともなかったのですが、
特に
・事業承継税制
・生命保険を使った株価対策
などは、ついていけませんでした。
⇒実は、この二つが事業承継の肝なんです
私は、専門分野というのが
「創業支援、補助金申請、金融再生支援」
「不動産有効活用」
という大雑把なくくりなんです
なんでもある程度はわかります
⇒
実は、細かいところはわかりません
という状態なのです。
マーケティングの世界では、こういう戦略⇒「なんでもします戦略」はうまくいかない事例の一つとして常にあがってくるものなんです。
オンライン研修を経て感じたことは、
1.他の診断士と差別化=コンサルとして飯をくっていくため には、専門分野の絞り込みが必須
2.不動産有効活用は自分の趣味だけしたほうがいいのではないか
3.企業にニーズのある依頼は間違いなく「事業承継」と「補助金申請」なんでこの二つにまずは絞って勉強を深めてはどうか
と考えた次第です。
shoukei_guideline.pdf (meti.go.jp)
shoukei_shien.pdf (meti.go.jp)