最近、勉強していると「犬は人の感情が読み取れる」とか「自分が泣いている時は寄り添って励ましてくれる」とか、そういうのが本当なのだろうかと疑問に思うことが多々あります。

 

結論から言うと、「真相は誰にもわからない」ではないでしょうか。

 

なぜなら、誰も犬になることはできないから。

もしかしたら、本当に人の感情を読み取っているのかもしれないし、そうでないのかもしれい。

でも、誰も犬になることはわからないので、確認できないでしょう。

犬犬に感情はある派

だって、映画を見ていて泣いていたら、犬が寄り添ってきて顔を舐めてくれたもん!

こんな話はよく聞きます。

 

犬ではありませんが、夫婦の象の話はご存知でしょうか?

 

夫婦のうち、雌の象が突然の心臓発作でなくなったのですが、何かの病気の可能性があるということで、原因を突き止めようと、解剖することにしました。

象は大きいので、いくつかのパーツに解体しましたが、1つ1つが大きすぎて何人かで協力しても運べない。

そこで、もう片方の雄の象の鼻を使って、運ぶのを手伝わせることにしました。

 

象はどうしたでしょうか。

 

命令に従ってパートナーであるバラバラになった雌の象を運び出しました。

が、動揺を見せたそうです。

そして、頭の部分を運び出す時、雄の象はさらに動揺を見せました。

運び終えると、象は大声をあげ、鼻を振り回したそうです。

 

これを知ると、象は狂わんばかりにパートナーの死、そして酷い仕打ちに対して、とても悲しんだとしか思えません。

犬犬に感情はない派

自分が危険にあるかどうかしか興味がない。

というか、野生生活においては、自分が命の危険にさらされているか、そうでないかが重要なのであって、感情を持つ必要はないから、ということだそうです。

 

ただ、全く感情がないというわけではなく、自分にとって良いことなのか、それとも悪いことなのかの判別はできるという見解が科学者の大半の意見のようです。

 

確かに、ドッグトレーニングは「おやつ」を好子(良いこと)に使って、行動を強化していきます。

逆に「負の罰」で嫌子(嫌なこと)を提示して、行動を減らしていきます。

これを利用しているので、全く感情がないというのは、たぶん誤りなのでしょう。

 

よく言われるように、飼い主に仕返しをしようと、絨毯の上におしっこをしたり、うんちをしたりという程の知性はないということのようです。

犬自分が思うに

「あ、飼い主さんが悲しんでいる!僕が慰めてあげよう!」という人間のような、相手を慮った感情はないのかもしれません。

ただ、象の話のように「大好きな象が死んだ、悲しい!」という自分に対する感情はあるような気がしますし、そこまでは科学者たちも認めるところのようです。

 

とは言え、飼い主が悲しんでいるから、それを分かって近づいてきてくれたほうが嬉しいですよね。

悲しいのは、飼い主はそれを信じたいがあまり、バイアスがかかって犬の行動を見てしまっているというのが科学者の意見です。

 

とは言え、今の研究段階ではどちらが本当のところなのかはわからないようです。

コンピューティングの活用や脳科学の発展によって、このあたりが解明されるようになると、犬や猫との生活がもっと楽しいものになるかもしれません。