どうも、竹下健人です。


スプリングマン「弁当屋の四兄弟-令和二年版-」
全稽古が終了しました。


12月の末から始まった稽古も
早いもので1ヶ月経ちました。


この1ヶ月間。
稽古場に向かう、というよりも
"家"に帰る、感覚の方が強かったように思えます。


この作品は、
初演、再演を経て三度目の上演です。


初めてのスプリングマン。
なぜこの作品が何度も上演されてきたのか。
あの家に帰るたびに、その答えがだんだんとわかるようになりました。


特別そこで何かドラマティックな事が起きるわけでも
キレキレのアクションがあるわけでも
"全米が泣いた"みたいな謳い文句もありません。


ただそこに、
ある家族がいて、
それをとりまく人たちがいて、
それぞれ懸命に、もしくはだらだらと、生きています。


老舗の弁当屋を営む、源家のとある日常。


明後日から、それを
ようやくお客様にお届けすることができます。


肩の力をぬいて、覗き見するような感覚で
みていただけると嬉しいです。


あまり言葉にすると
重みがなくなるので僕は好きじゃないんですけど


この作品は。この日常は。


そっと優しく、
じわっとあたたかく、
寄り添い合う愛が溢れています。


演劇が好きな方にも届けたいし
普段、演劇を見ない方にも伝えたい。


たった3日。
たった6公演しかありません。


一度見たら、またみなもと家に会いたくなる
そんな作品だと思います。


今回の再再演で最後だそうです。
弁当屋の四兄弟は、もう二度とみられません。
映像化もしません。


会いにきてください。
みなもと家で待ってます。


それでは。

シャキッといこう。

写真にはうつってないけど、しょうさんも!