どうも、竹下健人です。


舞台「まわれ!無敵のマーダーケース」
全9公演が終了しました!


少し長くなりますが
慣れない東京生活の中で、この冬も濃い1ヶ月だったので
お許しくださいませ。




12/20〜12/25
令和最初のクリスマスシーズンに上演される舞台でした。

サスペンス…と最初は宣伝していましたが
がっつりコメディ。
ずっとコメディは好きなので、今回とても楽しかったです。


タイトルにある"まわれ"の意味。
最初はどう意味なんだろうと、思っていました。


観てくださった方は観た後に「そういうことか!」となっていただけたのではないでしょうか。


しかし、やればやるほど
その意味を、その恐怖を、肌で感じました。


何度も同じ劇中劇をするわけで
劇団員チームは、稽古序盤はてんやわんやでした。


みんなでカオスって言ってたのが懐かしいです。


最初のシーンのシリアスな空気感の意味も、
2回目をみれば変わって見えるので、


結果としてリピーターの方も多かったと聴きました。
嬉しいです。


次の日がすぐ稽古だったため
あまり余韻に浸ることもできず
打ち上げが終わったらその場でお別れだったので少し寂しくて。


帰りの夜行バスで
この作品を振り返るうえで皆さんの事を考えていました。


すばるさんは座長として最後までかっこよかったです。90分ほぼ出ずっぱりの緊張感の中、主役のブレない強さでいつもまっすぐ作品のことを誰よりも1番に考えてくださっていたので、
作品のために意見を出し合って、僕にもアドバイスをたくさんくださいました。ストイックな方ですけど遊ぶことも忘れないチャーミングな一面も持っていらっしゃるお方でした。もっとお芝居の話がしたかったなぁ。


小玉さん、章太郎さんは座組の最年長組として
あたたかく見守ってくださいました。
どんな時もお芝居をみてくれていて、その都度お言葉をいただきました。コメディに大事なのものを何度も何度も教えていただきました。
毎日おもしろくて、それも稽古だけじゃなくて、それ以外のいかなる時も。あぁ、こんな役者になりたい。
いつもその背中を追いかけるのに必死でした。


裕一郎さんは、一方的に知っていて
まさか今回絡むシーンが多いと分かった時、嬉しい気持ちと緊張が一気に押し寄せてきました。
それでも優しく、いつもムードメーカーとして場の空気を作ってくださったので感謝しています。
かっこいいのにおもしろいって、無敵です。
あの笑顔を、僕もたくさんの人に届けられるようになりたい。そして早くご飯にいきたい。


裕典さんとも、ご一緒できるとは思ってもいなかったので驚きでした。最初は存在感がありすぎて近寄るのも申し訳ない…と勝手に感じていましたが、稽古終わりにご飯に連れて行ってくださったり、クリスマスにプレゼントをいただいたり、優しくてかっこいい僕たちが知っている"山本裕典"そのままでした。裕典さんに、打ち上げでいっていただいたお言葉は深く胸に刻んでおきます。


翔太さんは、小劇場でご活躍されている大先輩。
劇団としてのあり方、劇団員としてのあり方だったりを学ばせていただきました。直接話すことだけじゃなくてもその空気感だったり、佇まいは、勉強になりました。僕がちょっと寂しくなって話し相手が欲しい時に相手をしてくださる優しいお兄さんです。製作されている小道具の写真をいくつか拝見したんですけど、実際に翔太さんの作った武器を使ってみたいなぁ。


輝さんは同じ関西の方でした。
関西弁がいない稽古場ってさみしいなぁって感じていた時に、ふと輝さんの関西弁が聴こえてめちゃくちゃホッとしました。藤澤と共に舞台をひっぱるヒロインさくらは同じシーンでの安心感が凄かったです。昔から僕は人の声や人によって違う音が好きなんですけど、輝さんの透明かつ力強さもある色に何度もホワーッてなりました。(心地よい声をきくと頭の後ろの方がホワーッてなるんです。)


えりちゃんはこの座組には途中からの参加でしたが
ユニークな感性が素敵で、すぐに溶け込む姿勢は素晴らしいなと思いました。苦手なアクションも何度も練習していたし、教えてほしいと声をかけてくれた時もとても勤勉な方だなと感じました。あのさとみはえりちゃんにしかできませんね。稽古初日と小屋入りしてからからの変化が半端なかった。後半何故か僕にツボったらしくて普段あまり笑わないのに笑ってましたね。


劇団員チームの、恭兵さん、ゆきさん、ともき。
いやぁ…本当に、ずっとずっとみんなで悩んでましたね。恭兵さんと、ゆきさんは特に絡みが多くて、ご迷惑をおかけした時間もあったかと思います。でも全員で最後の最後まで話し合った時間は、結果として本番にちゃんと"劇団色"として出ていたはずです!本当はもっとざっくばらんにお芝居以外のお話もいっぱいしたかったなぁ。ともきは何か自分に弟がいたらこんな感じなのかなって。風神雷神とハチの男3人も楽しかったですね。


制作の湯谷さん、演出助手のなおきさんは稽古初日からずっと稽古場まわりのことだったり代役だったりスケジュール管理などをしてくださいました。なおきさんが代役で入ってくださった時、楽しかったです。湯谷さんが公演終わりにツイッターをフォローしてくだったのにはびっくりしました。…え、このタイミングで?!(さすが湯谷さん…)


舞台監督の安達さんは、寡黙な方なのかなと思っていたんですけど舞台上にアップしに行った時に「ランブロ(ランダムブロマイド)買ったら、広野出たよ」とニコニコしながら声をかけてくださいました。毎回の楽しみらしいです。普通におもしろかった。


音響の田中さん、照明の河野さん、オペの中西さん、舞台美術の谷さんは、がっつりお話できる時間なくて残念でした…いつかどこかの現場でお会いした時にいっぱい話せるといいなと思います。


写真を撮ってくださった富田さんやメイクしてくださったカマタさんも稽古期間中は中々お会いできませんでしね…お2人もまた東京でのお仕事の際にご一緒出来ることを願ってます。


主題歌を担当してくださった伊藤さん。
CDもいただきました。かっこよかったなぁ。
ビジュアル撮影のディレクションもやってくださって結果今回、いつもと違う感じのパンフやブロマイドになったかと思います。裕典さんと同じく、大好きなヒーローにお会いできてよかったです。


そして最後に、演出・キャスティングのやなさんこと柳川さん。またそれ以外にも、衣装や楽屋周り、当日の制作のことだったりと何から何までお世話になりました。





僕に広野という役を与えてくださりありがとうございました。もがいて悩んで、チャレンジして失敗して、それでも最後まで楽しく演じる事ができたのはやなさんが優しく見守ってくださったおかげです。ご一緒させていただけて光栄でした。また絶対にお仕事したい。成長したところを見て欲しいです。


今回もたくさんの方と、出逢うことができました。
この繋がりを大切にしていきたい。


皆さま、本当にありがとうございました。


まわりにまわって、まわりまくったこの作品も 
僕の中でようやくひと段落ついた気がします。


2019年もあと数日。
大阪に帰ってこれたので、少しゆっくりしたいと思います。


最後まで読んでくださりありがとうございました。


それでは。

シャキッといこう。

「かんぱーい!」


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