総務常任委員会と予算決算常任委員会が開かれました。
市役所身体障害者用駐車場を利用する際、車椅子の利用に不便である勾配を解消して欲しい旨の陳情の審査がありました。
現地に車椅子を持ち込み会派メンバーでこれを検証。
確かに勾配があることによって車椅子が低い方に動いてしまうことを確認。
排水のためのグレーチングの格子のピッチが広く
これも車椅子の利用に支障をきたすことも確認。
審査中のやり取りは
勾配解消には該当地だけを触ればよいということではなく
付近の高さの調整も必要でその影響は広範囲及ぶため
大規模な改修となるため対応にはどうしても時間がかかる。
しばらくは合理的配慮によって丁寧に対応していきたい。
グレーチングについては対応していきたい。
といった内容。
ということでしっかりとした合理的配慮の元、
改修のタイミングを待つ、そしてグレーチングの対応はしてもらう
ことを前置きし「すぐに勾配の解消ができるものではない」という理由で「趣旨不了承」である態度を示したわけですが
出席委員は「じゃあ、場所を替えろ」「台数を増やせ」と本来審議する内容ではないことを持ち出し
「趣旨了承」が多数に。
求めに対しての結果を出すものであるはずなのに
答え(応え)を違うことにすり替え
結果的に違う結論を出してしまう、といういびつな事が起こりました。
その内容については1時間45分からご覧ください。
「趣旨不了承」という言葉だけ見ると「何も認めない」様に思いがちですが
そうではないことをご理解いただけるかと。